攻略のコツ ‐ 新釈・剣の街の異邦人 黒の宮殿

待機枠に全員フリーマン

追加クラスの1つフリーマンの習得スキルは、待機しているだけで商店の料金が安くなったり、蘇生・療養の期間が短縮されたりする縁の下の力持ち的なもの。効果の幾つかは重複するので、16のキャラ作成枠のうち余りをすべてフリーマンで埋めておくと何かとお得です。もちろん、レギュラー6人での旅を貫くのが前提ではあります。

マッピング済みのなら自動移動

自動移動は倍速で移動できるだけでなく、可能な限り敵シンボル、落とし穴、ダメージ床などを避け、回転床や移動床まで考慮してくれる優れものです。同階層の移動なら気軽に多用していきましょう。

強敵にはガードカウンター

この新釈版から追加された「ガードカウンター」の性能は凄まじく、意識的に利用するとしないとでは難易度にかなりの差が出ます。後衛の2人ぐらいに杖か弓、ほか全員にそれ以外を装備させ、特に血統種などのボス戦では最初のターンから積極的に狙っていきましょう。防御時の保険としての「空蝉」や、気絶させたあとの攻撃手段としての「クロックアップ+ヘビースイング」といったスキルが相性抜群です。

基本は「○不死○精霊」以上の武器

不死と精霊のモンスターは、それぞれ「○不死」と「○精霊」以上の武器でないとまともなダメージを与えることができません。ウィザードとクレリックのスキルで付与できるものの、ザコ戦のたびに使用するのはさすがに煩雑です。序盤の「邪教のメイス」に始まり、以降も「チェリーパイク」や「妖刀」、またはユニークの武器など可能な限り条件を満たす武器で繋いでいくのが快適と思われます。

対策アイテムを常備する

中盤以降の血統種戦に備え、破壊された隊列を戻す「笛玉」、武具の呪いを治す「蝶の粉」、所持していれば連れ去りを防ぐ「フェイクドール」あたりのアイテムは必須です。これらは商店の在庫も無制限なので、常に一定数以上を所持しておきましょう。

神気スキルの2回目の選択は「精霊の壁」

確証はありませんが、精霊の壁の防御対象の「状態異常」には、致命攻撃やレクイエムなどの即死魔法も含まれていると思われます。つまり「聖なる魂」や「守りの奥義」が全員に備えられない終盤までは、このスキルの取得の有無は結構な差になるんじゃないかと思います。

乱れ撃ち+撃ち抜き+両手に状態異常投擲

レンジャー単体で成立できる組み合わせ。両手に別の状態異常武器を持たせることで、結構な状態異常のばら撒き役になれます。特に「睡眠」「気絶」「致命」がおすすめです。

斬り込み+星系ハンマー

こちらはサムライと、鈍器の心得を得られるいずれかのクラスの経由が必要。しかし、状態異常のばら撒き率や凄まじく、ハンマーのエフェクトも相まってかなりの爽快感があります。もちろん「?」表示の状態異常はロード&購入を繰り返してでも多くの付与を狙いましょう。特に「睡眠」は絶対に欲しいところです。
各ハンマーの最速ドロップは、「星屑のハンマー」は湖の廟の深度100のクラーケン、「星のハンマー」は禁魔廟Ⅲのクラーケン、「煌星のハンマー」は黒の宮殿のシルバースプリガンで確認しています。

解毒武器はBセットでも効果あり

解毒ガムシリーズの武器の2点は、AセットとBセットのどちらに装備していても毒ダメージ無効が得られます。つまり常用していないセットのほうに装備しておけば攻撃力の低下を回避できます。

装備品の使用効果を何度も使用する

道具使用で何かしらの効果がある装備品は大抵使用後に呪われてしまいますが、「蝶の粉」で解呪すれば1戦闘内で何度でも使用できます。おすすめはもちろん「冥王の杖」など終盤の装備品の幾つかで発動する「神の奇跡」。行動順を意識すれば毎ターン発動させることも難しくありません。

クロックアップとオーバークロックの違い

クロックアップ

  • 習得レベルは1
  • 最速発動
  • 次のターンは全スキル使用不可
  • 複数回行動スキルは+1回

オーバークロック

  • 習得レベルは28
  • 最速発動ではない
  • 次のターンのスキルの制約なし
  • 複数回行動スキルはx2回

どちらも行動を繰り返すスキルですが、厳密にはクロックアップは「+1」、オーバークロックは「x2」であり、例えば同じ魔法を3回行うマスターキャストの場合はクロックアップなら合計4回、オーバークロックなら合計6回となります。終盤にこの2回の差は大きいです。