基本情報 ‐ 新釈・剣の街の異邦人 黒の宮殿
作品概要
公式サイト
オリジナル版に不満点を中心とした調整と仕様変更を施し、さらに追加要素も加えて再登場した作品。自分はオリジナル版は未プレイですが、恐らく完全版的な内容になっているんじゃないかと思います。
難易度選択
- ビギナー
- イージー
- ノーマル
冒頭に上記の3つから選択可能。主に敵のレベルに関係するほか、ノーマル以外では全滅時にやり直しが可能な「光の玉」が使用できます。使用回数は1探索につきイージーは1回、ビギナーは3回まで。
冒頭以降でも商店で売っている「蝶の魔石」を「大魔石に捧げる」ことで変更できますが、在庫の10点のみでほかに入手手段はなく、使用回数は限られます。
蘇生と療養
- 蘇生:死亡から復活すること
- 療養:生命点を回復すること
ギルドの居住区で行います。どちらも「入院」と「即時」があり、入院は無料のかわりに時間経過=かなりの戦闘回数を必要とし、即時はすぐに復活・回復できるかわり結構な金額がかかります。特に即時の療養は終盤になってようやく気軽に払えるレベルの高額です。
士気
- 主に神気スキルと待ち伏せで使用する
- 攻撃力への影響はない。0で全滅もしない
- 器の者に「純血晶」を渡すごと上限が上がる
- 敵1体に攻撃が命中で「1」ずつ回復する
- 攻撃を受けることでも「1」ずつ回復する
- 街に戻っても回復しない。回復アイテムもない
- 回復するスキルは存在する
要するに強い敵と戦うほど回復しやすく、その逆も然りという、後述する待ち伏せの最中ほど見事なバランスになっています。待ち伏せでのトレハン中でなければ神気スキルはある程度気軽に使用可能です。
自動移動
マッピング済みかつ同じ階であれば、指定の地点まで倍速で移動するシステム。マップの表示中に地点を指定して行います。可能な限り敵シンボル、落とし穴、ダメージ床などを避け、かつ回転床や移動床まで考慮してくれる優れものです。さすがにワープには対応していません。
待ち伏せ
- 序盤のチュートリアル的クエストから使用可能
- ダンジョンに点在する「待ち伏せポイント」で行う
- 敵リーダーを倒すことで必ず宝箱が得られる
- カーソルを合わせたときに王冠マークがあるのが敵リーダー
- 宝箱の中身の種類はレリーフで確認可能
- 敵リーダーは数ターンで逃走する。逃走前は通知あり
- 初回は士気を「5」消費する
- 同じポイントで行うたび士気の消費量が「3」ずつ増加する
- 同じポイントで行うたび敵のレベルが上昇していく
- 士気の消費量と敵のレベルはダンジョンを出ればリセットされる
- やり過ごすたびに奇襲される確率が上がる
- やり過ごすは待ち伏せごと「5回」まで
- 一部の血統種の遭遇条件にもなっている
- 稀にそのダンジョンの適正より強い敵が現れることもある
- 待ち伏せ単体での戦闘勝利回数は「戦歴」にも銘記される
本作の主要のアイテム調達手段であり、まあ~幾度となく繰り返すことになるシステムです。冷静に考えると突っ込みどころが満載ですが、気にしてはいけません。
ユニークアイテム
- 基本的に通常装備よりも強く、付加効果も多い
- ランクが金色で表示され、初入手時のSEも豪華
- 大半は装備品で、ごく一部通常アイテムにも存在する
- 入手数に制限はないが、所持しているものは確率が下がる模様
本作を彩るレアアイテム群。装備品はランクごとに大抵幾つかが存在します。最後の項目については、店売りすれば影響はないだとか個数によって変わるだとか諸説あり。
宝箱の罠
宝箱の種類によって出やすいものがある程度決まっています。
- ニードル (木)
- 全員が最大HPの1割のダメージを受ける。
- リッチの手 (鉄)
- 全員のMPが最大値の1割減少する。
- 毒ガス (鉄・銀)
- 全員が毒状態になる。スキル「聖なる魂」でも無効化できない。
- 大爆発 (銀・金)
- 全員が最大HPの半分のダメージを受ける。HP半分以下の仲間がいる場合は必ず選択を。
- ミミック (金)
- 連戦でミミックと戦闘になる、前の戦いの宝箱の中身は引き継がれる。中盤までは避けたいが、即死対策ができれば怖くはなく、士気を稼ぐ手段にもなる。
- テレポーター (銀・金)
- 同じマップのマッピング済みのどこかの地点へ飛ばされる。即死することはないが宝箱は取得できず、固定シンボル戦の場合はシンボルも消滅しない。
属性
- 火は土に強く水に弱い
- 水は火に強く雷に弱い
- 雷は水に強いのみ
- 土は火に弱いのみ
属性は「火・水・雷・土」の4種類がありますが、相性が一周しない珍しい構造になっています。ただ、重要なのは属性自体の有無であって、相性まで気にすることはそんなにないんじゃないかと。
転職
- 序盤のイベント後、団長室で行えるようになる
- 料金は初回1000Cで、以降数千Cずつ増えていく。最高50000C
- レベルが半減し、それに応じてHP・MPも下がる
- ただし、HP・MPは元の値の半分がボーナスとして加算される
- 特性値は変化しないが、自身の最高到達レベルを超えるまで上昇はしない
- 一度習得したスキルはストックスキルとして以後ずっと持ち越せる
- ストックスキルは3枠だが、アイテム「奥義の器」で10枠まで拡張可能
- ストックスキルは血統種の討伐チャレンジのレベル制限の影響を受けない
転職の仕様は上記の通り。討伐チャレンジのスキル面など全般的にメリットのほうが大きいです。回数制限もなく、金額もそれなりで上げ止まるので、ある程度は気軽に行ってしまって問題ないでしょう。ただし、本作のレベルは命中にも関係するため、パーティーの半数以上を一度に転職させるのは避けるのが無難です。
オフハンドのペナルティ
オフハンドの武器にはペナルティがあり、値に応じて攻撃力が減少します。通常は敏捷性が、スキル「ゴッドアーム」所持時は腕力の値が関係し、その値が「25」に達すればペナルティ0になります。
蝶の巣
ダンジョン内の固定位置にランダムで発生します。マップには表示されません。街に帰還できるほか、「蝶を殺す」で色に応じた蝶の巣系統と戦闘になります。倒してもそのうちまた出現します。
装備品の「?」
商店やアイテム事典で「?」の箇所はランダムパラメータであり、数値系は一定範囲で変動、状態異常は付いたり付かなかったりします。これらは売却&購入でも変化するので、特に星系ハンマーなどの状態異常は良い内容が引けるまで吟味したいところです。
神の奇跡、神の手の効果
- 神の涙:味方全員のHP・死亡含む状態異常・士気が完全回復する
- 光の翼:味方全員の命中・回避が+50される
- 闇の手:味方全員のMPが完全回復かつ魔法効果が強化される
- 竜の盾:味方全員が敵の魔法と特殊攻撃を完全に防げるようになる
- 冥府の神の嘲笑う声が聞こえるだけ
神気スキル「神の奇跡」やアイテム「神の手」、または一部の装備品の使用で発動する奇跡の一覧。シリーズ他作品と違って3択ではなく、またハズレが含まれている点に注意を。