その他の登場人物 ‐ サガフロンティア2

ギュスターヴ12世

開始時のフィニー王。主人公のギュスターヴの父親。
ギュスターヴにアニマがないと知るや、「石ころ以下」としてギュスターヴを追放します。人間的に褒められた行為ではありませんが、王という立場を考えるなら判断自体は間違っているとも言えません。

ソフィー

ギュスターヴの偉大な母親。
ギュスターヴと共に追放される道を選び、そのまま異国の地にて早世します。

フリン

ギュスターヴの子分。
ギュスターヴと同じ術不能者であり、初めは苛められつつも、生涯にわたって健気にギュスターヴに付き従います。他作品ではなかなか見られない立ち位置のキャラクター。後にダイクという養子を迎えます。

レスリー

グリューゲルの名門ベーリング家の女性。
青年期のギュスターヴを支えた一人。直接的な描写こそありませんが、ギュスターヴと最も精神的に繋がっていた女性と思われます。「兄弟再会」での詩的な台詞が印象的。

ムートン

ワイド候に使えていた政務者。
モブ的な見た目が地味な印象を受けますが、政務に上の空のギュスターヴを意図的に放り出したり、ネーベルスタンの招聘にシルマールを連れてきたりと、実際はかなりのやり手。

バット

海賊「銀帆船団」の用心棒。
ギュスターヴも認める剣技の持ち主で、ギュスターヴをして「ファン」と言わしめたほどの好人物。

ギュスターヴ14世

ギュスターヴ12世の子。
少々ややこしいですが、ギュスターヴたちの追放後、12世が新たに別の王妃との間にもうけ、正当な後継者として育てていた子のこと。つまり主人公のギュスターヴにとっては異母弟にあたります。

フィリップ

ギュスターヴの弟。
幼い頃は兄を慕っていたものの、ギュスターヴの追放後は実質母親を連れ去った兄を憎むようになり、復讐を目的に20年を過ごします。その後、ギュスターヴとはそれなりの関係に落ち着くも、息子のフィリップ2世が暗殺されると、アニマを暴走させ…。

マリー

ギュスターヴの妹。
オート候のカンタールに嫁ぎますが、実際はフィニーに有利の政略結婚だったため、カンタールとの仲は冷え切っています。作中では「兄弟再会」の「今度はカンタールも連れてくるといい」の台詞あとのちょっとした間にそれが表現されています。後にカンタールとは離婚し、ケルヴィンと再婚することに。

カンタール

オート候。マリーの初夫。
ギュスターヴ編の大敵と言える存在で、フィリップ2世の暗殺や、南の砦の襲撃の黒幕とも囁かれる黒い噂の耐えない人物。23人という多くの子を残し、その中にはヌヴィエムやプルミエールも含まれます。

新首都建設プロジェクトチームの一員

ギュスターヴにハン・ノヴァの市街地建設の説明をする人。
ギュスターヴの凶悪な噂に怯え、前日の晩には妻と泣きはらすも、いざ説明が始まればギュスターヴに臆することなく歓楽街の重要性を説く剛の者。そして歓楽街の帝王へ。

フィリップ2世

フィリップの子供。
フィニーの正統後継者としてファイアブランドの儀式を成功させますが、その直後に暗殺されてしまい、怒りでアニマを食われて火竜となったフィリップに連れ去られます。その後は不明。

ダイク

フリンの養子。
ギュスターヴから優秀との評を受けるも、「南の砦で」では何者かの策略により到着が遅れます。

フィリップ3世

ケルヴィンの第二子。母親はマリー。
尊大な兄とは異なり、ケルヴィンの実直さを受け継いでいます。ヴァンアーブルとは友人の間柄で、グスタフの父親でもあります。

チャールズ

ケルヴィンの第一子。母親はマリー。
誰に似たのか不遜な言動が鼻に付く問題児。実際ヌヴィエムに放った一言が後の戦乱の引き金となります。

ヌヴィエム

カンタールの娘にして、異母妹にあたるプルミエールの義母。
過去にチャールズに受けた屈辱から、ヤーデが覇権を手にしたあとは多くの勢力にヤーデへの反乱を扇動します。プルミエールを呼び止める際の台詞はいかにも優秀な人のもの。

デーヴィド

チャールズの息子。
ギュスターヴ編のラストを飾る主人公。

ポール

ニーナの夫。
妻に足手まとい呼ばわりされる冴えない夫ですが、ニーナの臨終の際には印象的な台詞を残します。

アレクセイ・ゼルゲン

ディガーグループ「アレクセイ一味」の頭。
ウィルの父と砂漠のメガリスに行った過去があり、そこで「エッグ」を発見したある意味最重要の人物。

ミスティ

1270年頃からエッグが媒介としていた女性。
この頃からエッグはアニマの研究を始め、手始めにノースゲートの住人をふにゃーんとさせます。