強化ボス ‐ サガフロンティア2
概要
- 強化された六将魔と戦える追加シナリオ
- いずれもヴェスティアから各ダンジョンに赴く構成
- 直前に終えたシナリオに応じた仲間で編成できる
- シナリオ中のみ一部の固定装備を外すことができる
- ヴェスティアはすべての施設が利用可能
- 各ダンジョンにはレアな敵の出るシンボルがいる
- 各ダンジョンの最深部に強化された各将魔がいる
- 将魔に到達でショートカットが開通する
リマスター版の追加要素。クリア後に「○の将魔」という6つのシナリオが追加されます。共通仕様は上記の通り。仲間の編成や固定装備の面など自由度は高めです。将魔シナリオ編成可能キャラもご参照。
エンドコンテンツなだけに、ラスボスを撃破したパーティーでも事前準備は必須です。継承元を含めた一層の強化のほか、一部の耐性装備も重要になってきます。水鏡、ヒドラスーツ、黒の石鎧、星くずのローブあたりは周回で簡単に増やせるのですぐに4人分を揃えてしまうのもいいと思います。
各将魔は従来の形態から、ある程度のダメージを与えるとエッグ形態に変化する二段構え。撃破でそれぞれのアニマを持つツールを落とします。武器はいずれも耐久が15回しかないかわり、各将魔の代表的な術が使用できます。これらは周回で倒すたび何度でもドロップします。
倒した将魔のシナリオにはチェックマークが付き、すべての将魔を倒すと「ラストバトル」の「未知なる力に挑む」から強化エッグへの挑戦が可能になります。
炎の将魔
サルゴンは編成不可。ダンジョンは石切場跡。従来通りグリフォンのシンボルがうろつくほか、左下にガルムx3が出現するシンボルがおり、炎獣の革が入手しやすくなっています。
炎の将魔
第一、第二形態とも熱攻撃が中心。可能な限り熱耐性を高めるほか、メテオスウォームと焼殺に備えてマヒと一撃必殺の無効があると安定します。
撃破で炎の杖アスケラを落とします。メテオスウォームが使用可能。
樹の将魔
ダンジョンは樹海。ずっと右上に進めば奥地に到達できます。樹海に石獣、奥地に妖樹が出現するシンボルがいます。石獣のタグや藤娘が欲しければ。
樹の将魔
最初は2体のミカ親衛隊から。兵士がスリープや生命の水、盗賊が雷攻撃をしてきます。片方の撃破かターン経過で将魔が登場。第二形態になると樹精が出現し、樹精がいるあいだ将魔は消えたり出たりを繰り返します。
展開は目まぐるしいですが、雷耐性と眠り・毒の無効があればほぼ安定して戦えます。ただ、連携を放ってくることがあるので、できるだけ早めに敵を単体にするよう努めましょう。
撃破で樹の斧ボレアリスを落とします。世界の合言葉は森が使えるほか、マヒ・眠りの無効もあり。
水の将魔
ボルスは編成不可。ダンジョンは氷河。メガリスの前にクィンペッグ&ナイトペッグx3が出現するシンボルがおり、比較的楽にヴァレリアハートとペッグハートが狙えます。
水の将魔
冷・雷攻撃やシザーブレイクのほか、第二形態になると毒音波、混乱付与のナイトメア、ヴォーテクスなど行動は多彩です。冷・雷と水の耐性に、毒と一撃必殺の無効も欲しいところ。あとは水の障壁で攻撃を防ぐことがあるのでできるだけ連携を狙っていきましょう。
撃破で水の剣アルナスルを落とします。リ・インカーネイトが使用できます。
石の将魔
ダンジョンは古戦場。洞窟の手前にストームランサーx3のシンボルがいます。デュエルも可能。獣シンボルからクィンペッグなどが出ることもありますが、こいつらに遭うなら水の将魔のほうが確実です。
石の将魔
全員に石化無効はほぼ必須。音の聖域とロックアーマーを多用するので活殺獣閃衝とかめごうら割りを主軸に攻撃するのが合理的です。あとは水耐性もあるといいんじゃないかと。
撃破で石の弓メリディオナリスを落とします。みんな大好きエインシェントカースが使えます。
獣の将魔
ダンジョンはザール峠。小屋の手前にタイタスビーストが出現するシンボルがおり、タイタスグリーブが狙いやすくなっています。
獣の将魔
高い攻撃力を持ち、第二形態になるとセルフ連携で非常に大きなダメージを出してきます。最強最強最強打はともかく、それ以外の連携は即死を免れる耐久力が欲しいところ。また、第二形態直後にガードビーストと、定期的にハードフォームを使います。かめごうら割りを含んだ連携が高確率で出せるとスムーズです。あとは毒無効と一撃必殺無効と、気休めにロールの陽動もあるといいかもしれません。
撃破で獣の盾ルクバトを落とします。固有術はありませんが、盾で唯一アニマを持ちます。
音の将魔
イシスは編成不可。ダンジョンはグールの塔。オルガンの下の階の人と話すとディーテ&クライムx3と戦えます。ファニーキャップが欲しければ。
音の将魔
お供にグールとグーラを連れており、こいつらは第二形態になると毎ターン湧きますが、それほど厄介ではなく、耐久力も高くはありません。
本体は音攻撃が中心なので、魂の歌が使えなくなろうと全員音波耐性が無難です。同時にスタンも防げる水晶のつばさが最適。ほかは一撃必殺と精神の無効もあれば安定します。精神無効が足りない場合は凝視耐性でもある程度はカバーできます。
撃破で音の槍ヌンキを落とします。エアプレッシャーが使えるほか、精神無効を持ちます。
エッグ
まず何より「ラストバトル」から挑むことになるため、将魔シナリオと違って仲間は従来のジニーたち6人で固定であり、固定装備も外すことはできません。以下、強化エッグの仕様や対策など。
- 星の残滓
- シューティングスターなどの、主に素形態の攻撃で「星の残滓」という状態異常を付与してきます。これはLPでのHP回復を不可にするもので、生命の息吹で解除できます。また、アイコンに表示される累積数に応じてメガボルトとコメットフォールの被ダメージが増加し、これらを受けることでも解除されます。
- リ・インカーネイト
- こちらにリ・インカーネイトを使用し、戦闘不能者を復活+魅了、生存者にHP回復をします。これ自体は通常のエッグも行いますが、戦闘不能者が出た次のターンにも高確率で使ってくるようになっており、また生存者にはHP回復に加えて星の残滓も付与されます。
- 第三形態
- 将魔への形態変化はないかわり、第二形態のあとに第三形態が追加されています。上記の2項目は第一形態からですが、それ以外だと第二形態がヴォーテクスを使ってくるくらいで大きな変化はありません。
- ミニ将魔
- 第三形態は毎ターン代わる代わるミニ将魔的なものが出現し、将魔に応じた行動をしてきます。各アニマの6種のほか、鋼と思われる飛行機型の形態もあり、払い抜け、天地二段、マルチウェイなどの剣技を使ってきます。また、石形態のときは防御が非常に高いので物理攻撃は控えるのが無難です。
- メガボルトのダメージ
- 第三形態になった直後のターンはメガボルトのみを、ミニ将魔が集結して吸い込まれたターンはメガボルトとリ・インカーネイトを確定で使ってきます。メガボルトのダメージは素の約50に加え、星の残滓1つにつき200ほど増加します。耐えられそうにないキャラは防御で凌ぐのも。なお、コメットフォールは星の残滓1つにつき333ダメージ(恐らく固定値)を受けます。
- リヴァイヴァ主体
- 星の残滓とリ・インカーネイトの性質上、回復は基本リヴァイヴァのみに割り切るとシンプルになって戦いやすくなります。最低2人以上、可能なら4人全員を使える状態にし、ヴォーテクスにも負けずにかけ続けましょう。ルクバトが幾つかあると楽です。
- 耐性装備
- 行動パターンが多彩なぶん、すべての耐性を備えるのは現実的ではなく、そんな必要もありません。例えばエインシェントカースを使われる確率は高くはないので、体防具は黒の石鎧よりも星くずのローブかヒドラスーツを推奨。一撃必殺無効もグスタフとロベルトの場合はデッドストーンを付けるくらいなら無しという選択もありでしょう。このあたりは火力との兼ね合いになると思います。