マスコンバット ‐ ロマンシングサガ3
概要
マスコンバットとは、数千人規模で行う戦争のミニゲームのこと。
一画面に納まる小規模な戦争でありながら、その内情は様々な要素が絡み合っており、僅かなタイミングの差が明暗を分けることもある高度なシミュレーションとなっています。一部の戦いはすべての主人公で行えますが、大半はミカエル専用のイベントのため、当攻略も基本的にミカエルでの情報を記載しています。
基本事項
- 表示のゲージは「モラル(士気)」を表す
- モラルは攻めているほど減りにくく、攻め込まれているほど減りやすい
- 攻撃力や生命力は数値での確認はできない
- 指揮官がやられると残存兵は「突撃・退却・混乱」のいずれかの行動をとる
- 指揮官がやられても勝てば問題ない (グフッとか言うけど普通に生きてる)
- 陣形は2つ、作戦は6つまで装備可能
- 勝利するごとに1~2個の戦術を習得できる
- 全戦通して兵力は4000騎が最高
- 編成を挟まない連戦でない限り一戦ごとの兵力の消耗は気にしなくて良い
戦い方としてはまず防御して耐え、敵のモラルが減ってから攻撃に転じるのが基本です。もちろん、それだけで勝てるほど甘くはありませんが、大半の戦術はこの下地の上に成り立っています。
戦術の習得
- 勝利時に習得
- ミカエル指揮の戦いの勝利時に最低1つ習得できます。その戦いで攻撃・突撃が多ければ「攻撃の兵法」の中から、防御・後退が多ければ「防御の兵法」の中からランダムで選ばれると思われます。
また、追加でそれぞれの上級に当たる「猛将の兵法」か「鉄壁の兵法」が習得できる場合もあります。これはなんとなく見事な戦い方をしたときに発生しやすい気もしますが、普通にランダムかもしれません。 - 戦術研究で習得
- 5万オーラムがあれば、施政の軍事にある「戦術研究」で即座に1つ習得できます。連続で行うことはできませんが、マスコンへの打診を挟むと再度選択が可能です。打診は断ってもOKです。
- 特殊条件で習得
- 陣形の「背水の陣」のみ、「死線(右端)付近で勝利する」という特殊条件で習得できます。ただし、すべての戦が対象ではないかもしれません。今のところ初戦のゴブリン戦と野盗の2戦目で確認。また、2つ目の習得となるため、同時に猛将・鉄壁の兵法を習得することはできません。
それぞれで習得できる戦術は被りません。勝利時に習得できるものは戦術研究では習得できず、その逆も然りとなります。背水の陣も同様です。
傭兵
施政の軍事にて、1戦闘5万オーラムで雇うことができます。玉座に戻るまでが1戦闘です。
雇うと兵力が増えるわけではなく、兵士の一部が傭兵に変化します。見た目・性能ともに個性的な奴が多いのですが、慢性的に資金不足なこともあり、5万オーラムぶんの価値があるかは微妙なところ。唯一、リブロフの出城攻城戦は「弓兵部隊」が使用可能になることからメリットのほうが大きいと言えます。
敗北のデメリット
冒頭の2戦以外は敗北してもゲームオーバーにはなりませんが、戦闘回数が限られているだけに、国威の上昇と戦術習得の機会を失うのがそのままデメリットとなります。費用がかかるものは無駄払いになり、神王教団では勝利での50万オーラムを諦めることになります。
ビューネイ軍の割り込み
- ヨハンネスにアビスゲートについて聞いたあと、小さな村の詩人から「古い詩」を聞く
- ビューネイ以外のアビスゲートを最低1つ閉じる
最終戦より前に上記どちらかの条件を満たすと、次戦がデビルリーダー率いる魔物軍団戦に変化します。厳密には「割り込み」であり、割り込まれた戦いは消滅するか、さらにほかの戦いに割り込むなど少々ややこしい展開になります。詳細は下記を。記載の戦いが割り込まれた場合を表します。
傭兵軍団 | 大演習が傭兵軍団戦にかわり、エドウィン戦と野盗戦は大演習後に発生する |
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エドウィン | 大演習がエドウィン戦にかわり、野盗戦は大演習後に発生する |
野盗 | 大演習が野盗戦にかわる |
大演習 | 大演習が消滅するのみ |
リブロフ | 施政10回後、再びリブロフ戦が発生する |
神王教団 | 割り込みは2戦目。峠と砂漠の戦いは消滅する |
以上を踏まえると、リブロフ戦時に割り込ませるのが戦術の習得機会が増えてお得と言えます。逆に神王教団戦時は実質機会が減ってしまうので注意。大演習が消滅する展開も国威の上昇機会が減ると思われます。
ちなみに大演習が消滅しても、内部的には謎の軍団と交戦したことになっているようで、リブロフに進むには一度部屋に戻って影と話す必要があります。