味方ユニット ‐ ファイアーエムブレム 烈火の剣

リン(ロード)

サカのロルカ族の少女。本名リンディス。
実はキアランの公女というシンデレラガールですが、本人の気質的にはお屋敷より草原の生活のほうが向いていそうです。前作のスーと思しき娘の母になるラスとのペアエンドが正史になるでしょうか。
ユニットとしてはイメージの通り技と速さを中心によく伸びる反面、守備には多少の不安があり、倒されるとゲームオーバーの点も合わせて注意したいところです。リン編の天使の衣は優先的に使いたい。

ケント(ソシアルナイト)

キアランの騎士。
本作の赤騎士の担当で、実直を絵に描いたような性格をしています。セインとの支援からリンに禁断の気持ちを抱いていることがわかります。性質的にはフィオーラと相性が良さげ。
ユニットとしては、リン編では普通に主力となるものの、3~4番目の騎馬として加わる本編ではおざなりになりがちかもしれません。使うつもりならリン編から積極的に経験値を与えていきましょう。

セイン(ソシアルナイト)

キアランの騎士。
本作の緑騎士を担当。美しい女性にはとりあえず声をかけるという軟派な性格をしており、支援相手も全7名中ケント以外の6名が女性となっています。しかし、ケントのためにリンは含まれない友達思い。
ユニットとしてもケントとほぼ同じ。本編では3人の主人公という出撃枠が限られる状況のなかで、コンビで使いたい3~4番目汎用職という立場が弱みになってしまっている面はあると思います。

フロリーナ(ペガサスナイト)

イリアの天馬騎士。三姉妹の三女。
男性が苦手という、セインとは逆の理由で支援相手が女性ばかりになっていますが、顔立ちや名前的には前作のリリーナの母に最も近いと言えます。愛馬兼キューピッドの名前はヒューイ。
ユニットとしては、リン編と本編ともに最初に加わる飛行系という点と、リンとヘクトルの主人公2人と支援が可能なことから優先して育てられやすいのではないかと。

ウィル(アーチャー)

リキアの青年。17歳。
レベッカと同じ村の出身で、5年前にレベッカの兄ダンとともに村を家出し、放浪の末にキアランの騎士団に落ち着きます。人懐っこくてフレンドリーな村人その3。
ユニットとしては、弓兵の資質としてはレベッカに少し後れを取るものの、本作はシューターの活かしどころも多いため、レベッカと支援を組んで出撃させるのもいいかもしれません。

ドルカス(戦士)

ベルンの戦士。
難しい足の病を患った妻ナタリーの治療費のためにやむなく山賊団に入っていたところ、リンの説得で真っ当な傭兵となります。ヴァイダとは互いの名前も知らぬまま支援Aに達します。
前作に比べて斧全般の命中が上がったものの、主人公のヘクトルはもちろん、同時加入のバアトルもカアラの事情など、競合に対して優先順位で劣ってしまうのは否めません。使うならエリウッド編で。

セーラ(シスター)

オスティアのシスター。16歳くらい。
ピンクのツインテールという典型的なツンデレ、というよりは唯我独尊な性格をしており、それが理由なのか大半の支援相手とは支援値が上がりにくくなっています。
ユニットとしては、リン編と本編のどちらも最初に加わる回復係であり、自ずと使用率は高くなるのではないかと。転職後に光Sを目指す場合は先に杖がSに達してしまわぬよう注意しましょう。

エルク(魔道士)

エトルリアの魔道士。たぶん15歳。
パントの弟子であり、若いながらリン編ではセーラの、本編ではプリシラの護衛をしてる優秀な少年。3人の異性とペアエンドが用意されているものの、本人の気質とセーラの印象から女運は悪く映ります。
ユニットとしては、最初に加わる魔法兵で成長率がそこまで悪いわけでもないのに、後に加わるパントの強さもあって微妙な存在になりがちです。導きの指輪の競争率の高さも痛い。

ラス(遊牧民)

サカのクトラ族の青年。18歳くらい。
前作のダヤンの子ではありますが、凶兆による災いを防ぐためだとかで4歳に満たない頃に部族から出されて一人旅を続けるという過酷な人生を強いられます。ウィルの「村人その3」が笑いのツボ。
前作で猛威を振るった遊牧民系を担当する唯一のユニット。しかし、本編ではさすがに登場が遅く、レベッカやウィルを退けてまで使う気は起きないかもしれません。一応、騎馬の中では悪天候に強め。

マシュー(盗賊)

オスティアの密偵。
盗賊らしいちゃっかりした性格と思いきや、割と達観しており、レイラという恋人を持つことからもそれなりの年齢と思われます。支援Aのギィへの言葉は刺さる人も多いのでは。
ユニットとして最初の盗賊だけに、鍵開け、盗み、索敵の視界の拡大とお役目が満載です。今作は盗みに速さが関係するため最低限の成長も求められます。アサシンへの転職は盗みを失うためお好みで。

ニルス(バード)

旅の少年。ニニアンの弟。
リン編で加入するものの、本編ではニニアンと能力を同じくするため終盤の再加入となります。ヘクトル編の異伝に行くためには、リン編で彼のレベルを「7以上」にしておく必要があることを忘れずに。

ルセア(修道士)

旅の修道士。
方々で女性に間違えられたり、唯一のペアエンドが同性のレイヴァンだったりしますが、見た目に反し内面では何かを抱えている模様です。前作のチャドやルゥのいた孤児院の院長である可能性あり。
ユニットとしては、セーラを転職させなければ長らくのあいだ光魔法の唯一の使い手であり、シャーマン相手に重宝します。意外に幸運の成長率が悪い点には注意。

ワレス(アーマーナイト)

キアランの元隊長。
岩のような恵体の鉄人であり、自身を基準にした「兵士強化マニュアル」をキアラン兵に強いてくる鬼畜でもあります。本人曰く、10歳くらいの頃は気が弱く細面で女のようだったとのこと。
リン編ではクラスチェンジのチュートリアルを担当し、ジェネラルとなって無敵の強さを誇ります。本編では強さや登場時期以前に、育成に慣れたプレイヤーだと出逢わないパターンが多そうです。

エリウッド(ロード)

フェレの公子。エルバートの息子。
もちろん前作のロイの父親であり、息子と同じく主人公として申し分のない正統派な性格をしています。今作ではヘクトルの存在もあって存分にその方向に徹することができている感じ。
ユニットとしては、これも息子と同じくクラスチェンジが終盤のイベントなのが痛いですが、騎乗化するため使い勝手は向上します。デュランダルの重量的にボディリングも1つ使っておきたい。

マーカス(パラディン)

フェレの聖騎士。
今作ではちょうど脂が乗っているかそれを少し過ぎたかくらいの年齢と思われます。部下には厳しくも公正な上官である一方、エリウッドに対しては親バカ的です。
ユニットとしても、上級職組として並の成長率を持ち、最後まで使うことも可能です。しかし、最大の役割はやはりヘクトル編やハードの序盤での切り込みや村・宝箱の安全確保になるでしょう。

ロウエン(ソシアルナイト)

フェレの従騎士。
目隠れの見た目に反し、素直で努力家で心配性で、そして朝食を抜くと気絶してしまうほど食に対して熱い心を持つキャラクター。マーカスの「腹満たされずして心もまた満たされず」を格言としています。
ユニットとしては、HPと守備が伸びるかわりに速さがいまいちという、フェレよりはオスティア的な成長をします。一応、騎馬系の中ではトップの合計成長率。

レベッカ(アーチャー)

フェレの村娘。15歳。
ウィルの幼馴染であり、ウィルと一緒に家出したダンの妹であり、恐らく前作のウォルトの母であり、それはロイの乳母ということにもなります。鹿などを普通に狩ってくるたくましき森ガール。
ユニットとしては、弓兵として重要なステータスの伸びが良く、本編のほぼ初期メンバーということもあって頼りになります。今作はシューターの活かしどころも多く、活躍機会は豊富です。

バアトル(戦士)

エリウッドの護衛の一人。
今作では若さもあってか、誰彼構わず勝負を挑むという、暑苦しくて単細胞なキャラになっています。ペアであろうとなかろうと後日談でカアラと結ばれる幸せ者。
ユニットとしては、主に速さの面でドルカスよりは使いやすいという程度ですが、特にヘクトル編では終盤に上述のカアラを加えるため、ウォーリアのレベル5まで育てる必要があります。

ヘクトル(ロード)

オスティア侯弟。
本作3人目の主人公にして、前作ヒロインのリリーナの父親。主人公の一角として存在感があり、前作の髭面をよくこれだけのキャラクターに若返らせたものだと唸らせられます。
ユニットとしても、幾つかの支援で自称している通り非常に強く、斧の命中向上と守備の成長力で物理の敵には無敵の強さを誇ります。エリウッドが騎乗化することもあってブーツ使用の第一候補。

オズイン(アーマーナイト)

オスティアの重騎士。30代。
ヘクトルのお目付け役でもあり、そのせいか年齢よりも老けて見られてしまう苦労人。しかし、ドルカスなどの恵体を騎士団に勧誘する際は活き活きとしており、前作のエキドナを思わせます。
ユニットとしては、下級職ながらオスティアのマーカスと言えそうなほど初期能力が高く、そのうえ成長率も良いという強キャラ。ヘクトルと並ばせれば文字通り一方面を塞ぐ壁となります。

ギィ(剣士)

サカのクトラ族の少年。
サカ一の剣士になるため、部族を出て3年のあいだ放浪しています。支援相手のせいか大抵は翻弄されているイメージですが、剣の才能はそれなりにある模様。また、プリシラとのペアエンドでは男を見せます。
ユニットとしては、序盤加入の剣士かつ成長率も良好という、従来ならレギュラー入りが濃厚の立ち位置なのですが、主人公の一人であるリンがほぼ上位互換的なのが厳しいところです。

マリナス(輸送隊)

旅の行商人。
今作ではまだフェレには仕えておらず、「マリナス堂」という看板の行商人となっています。自慢の焼き菓子はマーカスやヴァイダから上々の評判。輸送隊としては前作以上に特殊な仕様です。

プリシラ(トルバドール)

エトルリアの貴族の娘。レイヴァンの妹。
元はリキアのコンウォル家の令嬢ですが、故あって幼い頃にエトルリアのカルレオン伯爵家に養女に出されています。レイヴァンに対しては兄妹以上の感情があるらしく、カアラとの支援が見たかったところです。
本編2人目の回復担当。セーラだけでは手が足りない場合や、セーラよりも好みという場合は普通に起用すればいいと思います。セーラと同じく転職後に理Sを目指す場合は杖の使用に注意。

レイヴァン(傭兵)

影のある傭兵。プリシラの兄。19歳。
プリシラと同じく元コンウォル家の公子で、本当の名はレイモンド。家を陥れたとされるオスティアに恨みを抱いており、傭兵に身をやつして侯弟であるヘクトルに並々ならぬ殺意を放っています。
ユニットとしては、やや登場が遅いもののシリーズ定番の強職の一人目であり、成長もバランスが良く、転職で斧が使えるのもグッド。使うならルセアやプリシラと一緒に行動させたい。

カナス(シャーマン)

知識を求めて旅する学者。
闇魔道の使用者でありながら柔らかな物腰をしており、似た雰囲気のパントとは相性の良さそうな支援会話を展開します。前作のニイメの息子でヒュウの父。また、ニノとも親戚の可能性を持ちます。
今作では、アトスを除けば唯一の闇魔法の使い手。三すくみ的に必須というわけではないものの、ルナの存在1つで起用する価値があります。複数得られる非売品を使うことに拘りがないようなら。

ダーツ(海賊)

ファーガス海賊団の特攻隊長。
血まみれで半日以上も放置されていたところをファーガスに拾われて一命を取り留め、そのせいか記憶喪失になっています。この話からレベッカの兄でウィルの友人でもあるダンの可能性が濃厚です。
ユニットとしては唯一の海賊であり、覇者の証の唯一の使用者。力と速さがよく伸びるため、育てれば非常に攻撃的な狂戦士となります。使うなら覇者の証の財宝発掘を忘れずに。

フィオーラ(ペガサスナイト)

イリアの天馬騎士団の第五部隊隊長。三姉妹の長女。
登場時の状況のせいか、いろいろと抱え込みそうな表情に見えるフロリーナとファリナのお姉ちゃん。赤緑の両騎士のほか、エリウッドともペアエンドがあります。その場合はロイの母に。
三姉妹の長女でありがら成長率総合は姉妹の中で最も高く、一般ユニットでも上位に位置します。特に三姉妹が揃うヘクトル編はフロリーナと一緒に優先的に育てたいところです。

ラガルト(盗賊)

元黒い牙の一員。疾風。20代。
黒い牙では主に裏切り者を処刑する「粛正者」であり、「四牙」に次ぐとも言われていた実力者。飄々としているように見えて、本来の黒い牙に対しては熱い感情を持っています。
ユニットとしては、盗賊ながら初期レベルが高いお陰で剣士感覚で使用できます。マシューの育ちがいまいちなら交代で、十分なら索敵や宝が多め章の2人目の盗賊として使ったらいいと思います。

ニニアン(踊り子)

ニルスの姉。
本作のメインヒロイン。加入時期が20/21~27/29章のあいだと限られているため、特にエリウッドとの支援Aを目指すならお早めに。そのぶん支援はかなり成立しやすくなっています。

イサドラ(パラディン)

フェレの女聖騎士。
毅然とした振る舞いの女性騎士ですが、実際は遠征中の恋人の生存が絶望的という状況であり、ハーケンとの支援では感情を露わにします。人の頭に棲みついた鳥に勝手に名前を付けたりもします。
ユニットとしては、マーカス以来となる上級職。成長率は上級職の中では高いものの、5人目という職被りがなかなか厳しいところではあります。使うならハーケンも仲間にしたいところです。

ヒース(ドラゴンナイト)

元ベルンの竜騎士。
理不尽な理由によって脱走兵となり、ユバンズの傭兵団に身を置いています。ファンキーな頭髪の割にまともな思考を持つ好青年。身分の高い女性に惚れやすい模様? 乗っている竜の名前はハイペリオン。
ユニットとしては初のドラゴンナイト系ですが、前作のミレディに比べるとワンパンチが足りず、登場時期も遅めに感じます。起用はフロリーナとフィオーラのレベル次第になりそう。

ホークアイ(狂戦士)

ナバタ砂漠の守護者。
アトスの従者であり、前作のイグレーヌの父でもあります。ヘクトル以上の巨体を持ち、普段は無口なかわり戦が始まる際は咆哮を響かせます。そのことがわかるパントのとの支援会話は短すぎて新鮮です。
ユニットとしては、何より初期50もあるHPが特徴。守備と魔防も高く、ダーツとは異なる耐久型の狂戦士と言えます。支援相手は限られるので、使う場合はパント&ルイーズと一緒に行動させたい。

ガイツ(ウォーリア)

ベルガー商会の長男。
ダーツよりも海賊みたいな風貌に反し、要するに大企業の御曹司みたいなものであり、前作のギースの兄にもあたります。恵まれた立場ゆえの悩みを持ち、人生の意味を探します。
ユニットとしては、何気に上級職トップの成長率ではあるものの、これといった強みが見当たらないのが正直なところです。前作でギースが好きだった方は。

ファリナ(ペガサスナイト)

イリア天馬騎士団員。三姉妹の次女。
すご腕を自称し、相場の5倍の報酬を吹っ掛けてくる守銭奴的。このあたりが原因で姉のフィオーラと仲違いしています。愛馬の名前はマーフィ。ヘクトルのペアエンド候補の一人でもあります。
ヘクトル編限定ユニットの一人。成長率は優秀ですが、能力値云々よりは三姉妹が揃うことでトライアングルアタックが使用可能になることのほうが大きいかもしれません。

パント(賢者)

エトルリアのリグレ侯爵。
現在の魔導軍将であり、アトスの唯一の弟子でもあります。相応の実力と穏やかな性格を持ち、さらには嫁も美人というすごい人。前作のクレインとクラリーネの父でもあります。
ユニットとしても、初期上級職組にもかかわらずレベル20で転職したエルクと同等以上のステータスを持ちます。最初からルイーズと支援Aが成立している使いやすさもあり、十分即戦力になります。

ルイーズ(スナイパー)

リグレ侯爵夫人。パントの妻。
ふんわりとした雰囲気を持つ天然系の美人さん。パントとは今でこそおしどり夫婦ですが、妻に選ばれる際はそれなりのエピソードがあります。すでに産まれているイグレーヌとも交流がある模様。
ユニットとしては、さすがにパントほどの即戦力ではないものの弓兵としては十分であり、やはりパントとの初期支援のお陰で使いやすくはあります。パントを起用するならセットで使いたい。

ハーケン(勇者)

フェレ家の家臣。
エルバートの遠征に参加した一人で、イサドラの恋人。エルバートや仲間の仇を討つため単身で黒い牙に潜入する気概を持ちます。善良そうな顔立ちと肩のトゲトゲが結構なギャップ。
ユニットとしては、そこそこの初期能力を持つものの、それ以前にカレルとの二者択一なので、前作の経験者には選ばれにくいかもしれません。加えるならイサドラとの支援をAにしたい。

カレル(ソードマスター)

カアラの兄。
今作では血に飢えた獣のような危険人物であり、「剣魔」の名で恐れられています。いかにも剣技を追求する一族らしい掟のために妹のカアラを探しています。
ユニットとしては、剣使いとして即戦力なステータスを持ちます。前作に比べて成長の余地も活躍機会も十分あり、使いたくなる人も多いのではないでしょうか。

ニノ(魔道士)

黒の牙の一員。ソーニャの娘。13~4歳。
黒の牙なんて名の組織にはおよそ似つかわしくない天真爛漫な女の子。見様見真似で魔法を使ったり、精霊と普通に会話できたりする天性の才を持ちます。ペアエンドでは前作のルゥ&レイと思しき双子の母に。
イメージの通り、特殊系や主人公を除く通常ユニットでは堂々トップの成長率ですが、遅すぎる登場時期から明確な意思がないと活躍させるのは難しいかもしれません。

ジャファル(アサシン)

黒い牙の「四牙」の一人。死神。
赤子のときにネルガルに拾われ、暗殺者として育てられた殺人マシーン。ニノとの出会いを経て王道的に感情を持ち始めます。公式設定かわかりませんが年齢はそんなに離れてはいない模様。
ユニットとしては初のアサシンであり、盗賊の大半の特殊能力に、カレルと同等のステータスを持ちます。何より「瞬殺」の爽快感を味わいたければ彼に頼るのがお手軽です。

ヴァイダ(ドラゴンマスター)

元ベルンの竜騎士。
ヒースの所属していた隊の元隊長であり、「竜牙将軍」の名を轟かせていた女性。しかし、理不尽な理由から反逆罪を受け、自ら囮になって部下を逃がします。顔の傷はそのときのもの。
ユニットとしては、場合によっては高い守備が頼りになりますが、それ以前に味方になるとは言い難い顔立ちのため、初登場時に無理やり倒してしまった人もいるのではないかと。

カアラ(ソードマスター)

カレルの妹。
カレルとは別の理由でカレルを探しており、各地の闘技場で道場破り紛いのことを繰り返して「剣姫」の名で呼ばれています。後のバアトルの妻であり、前作のフィルの母親。
ヘクトル編限定ユニットの一人。ステータスはカレルに少しだけ劣る程度ですが、この段階なら起用するかはもう好みのレベルだと思います。

レナート(司祭)

魔の島を放浪する司祭。
元々は傭兵で、バアトルを一発で気絶させるほどの腕力を持つほか、ほかの支援相手との会話やヘクトル編のネルガルとの戦闘会話からそれ以上の秘密を抱えていることが見えてきます。
ユニットとしては、司祭のレベル16とほぼ育ち切っている割に、経歴のせいか「12」しかない魔力が特徴です。終章で出すとしたら支援や会話目的の場合がほとんどになるでしょう。

アトス(大賢者)

八神将の一人である大賢者。
さすが即戦力以上の能力を持つうえに、4つの神将器などの貴重品を持ってくるありがたい御方です。魔力が最高の30あるのでルナを持たせるのも有効。古竜のブレスもギリギリで耐えてくれます。