基本情報 ‐ レジェンドオブレガシー
作品概要
公式サイト
https://www.cs.furyu.jp/legendoflegacy/
フリューのオリジナルRPG作品。
製作にはサガシリーズを手掛けた方々が関わっており、自由なパーティーや閃きを模した「覚醒」など、サガシリーズの特色が色濃く出ています。難易度の高さも結構なもので、発売時期を考慮するなら人を選ぶ作品とまで言えるかもしれません。RPGに自信のある方は是非とも挑戦してみてください。
今年の2月にはHDリマスター版も発売され、様々なプラットフォームでプレイ可能になっています。
基本事項
- セーブデータは2ヶ所+クイックセーブ
- 常時「L+R+START/SELECT」でソフトリセット
- 常時「START/SELECT」で上画面のスクリーンショット
- 移動中「R+X」でクイックセーブ
- 戦闘中「A/Rを押しっぱなし」で早送り
- コマンド選択は連打のほうが早い
- アイテムの売値は通常は買値の20%、交易品は50%
- 戦闘終了後にHP全回復
- 毎ターンの最後にSPが1回復
- 戦闘不能になると最大HPが減少する (宿屋で回復する)
- 誰かしらの最大HPが0になるとゲームオーバー
- スライドパッドのみ徒歩での移動ができ、そちらのほうが敵に見つかりにくい
- ナレーションは白鳥英美子さん
技・術の習得
- 戦技
- 戦闘中に覚醒して習得します。電球マークこそないもののサガシリーズの「閃き」と同じと捉えて問題ないでしょう。それなりの派生も存在しますが、素振りで習得できないものはないと思います。
- 精霊術
- 各「ささやく岩のかけら」の術を使用することで覚醒し、自分のものとして習得します。こちらもある程度の派生があり、別の術を使用するほうが覚醒しやすい場合もあります。
防御属性
防御属性は装備画面の下部にあるマーク群の上段のことであり、左から順に「斬撃・打撃・射撃・熱・冷気・電撃・光・状態異常」を表します。
各装備に記載されている「○」や「◎」も厳密にはそれぞれ細かい数値が設定してあるようなので、最終的にここのマークへの反映で判断するのがいいでしょう。例えば「シャドウローブ」の状態異常の「x」はかなり強いらしく、「◎」を2つ3つ装備した程度では覆せません。
状態異常耐性
スタン | そのターンの行動がキャンセルさせる |
---|---|
眠り | 数ターン眠る。攻撃を受けると目覚める(ダメージ0では不可) |
毒 | 毎ターンの最後に一定のダメージを受ける。水の精霊の回復より先 |
混乱 | 勝手に行動する。SPの高い技・術を使用する傾向にある? |
鋭敏 | 被ダメージと回復量が2倍になる |
狂戦士 | 攻撃力が上昇し、防御力が低下する |
状態異常耐性は装備画面下部のマーク群の下段にある6種のこと。詳細は上記の通りになります。スタン以外は3~6ターンで自然回復します。
地図
- 地図の入手
- イニティウムのショップで購入できますが、大抵のものは別のエリアを抜けたり景色を眺めたりで自力入手が可能です。ショップに出現したからとてすぐに購入するのは避けたいところ。購入でしか入手できないのは「沸き立つ海」と「沼竜の領域」の2枚だけだと思います。
- 地図の売却
- 完成度が高いほど高額で売ることができます。
地図を売ることによりイニティウムに情報が広まり、以下のメリットが生まれます。- 敵の数が減る (シンボルではなく戦闘ごとの敵の数)
- 特定の場所にキャンプ(見た目は普通の人)が出現し、回復が可能になる
- 特定の場所に確率でポジションを授けてくれる人が出現する
- 特定の場所に確率で地図をくれる人が出現する?「大砂漠」のみ確認
- 売却したエリアによってショップに掘り出し物が追加される
- 全滅してもゲームオーバーを回避できるようになる
- 売却のデメリット
- ほぼ2周目の話になりますが、どうもレアモンスターの出現率が下がっているように思います。神々の頂の魔竜のように売却で出現しなくなるパターンもあり。1周目はともかく、ある程度システムに慣れた2周目以降は売らないほうが楽しめるかもしれません。
トレジャー
- 宝箱
- オーソドックスな宝箱。発見すると特有の効果音が鳴ります。出現も中身もある程度の範囲でのランダムと思われますが、一部固定のものも存在します。
- 光
- キラキラした光。発見すると特有の効果音が鳴ります。主に換金系アイテムが手に入るほか、エンカウントが発生するパターンもあり。視界不良域のものはアイテムのみで全般的に上質です。
- 台座
- ココが現れて、気まぐれな台詞とともに何らかのアイテムをくれます。それぞれのエリアで1個目と2個目以降の2パターンで固定。ココが行方不明になるともらえなくなります。
全力逃走
イベントバトルでない限り必ず逃げることができるかわり、エリアの入口まで戻ります。まさに全力。
コンティニューと敵構成
シンボルごとの敵構成はエリアへの進入時に決定しているらしく、コンティニューしても変わることはありません。敵を避けたいときは厄介ですが、レア種のドロップを狙うときはありがたい仕様となります。
ただし「沸き立つ海」のリザードマンや「吠える谷」の頭骨から出現する霊体シンボルなど、演出が入る特殊シンボルは例外の模様です。また「砂漠のダンジョン」の大シンボルも複数の構成パターンがあり、コンティニューのたびに抽選されます。