隠しボス ‐ ワイルドアームズ セカンドイグニッション

概要

隠しボスは、各地の封印柱の前でグッズ「マイマイク」を使うと出現する9体と、それ以外の場所で出現する3体の計12体が存在します。うち2体はペアでの出現。いずれもラスボス以上のHPを持ち、中でも数体は本作のエクストラ要素として申し分ない強さを誇ります。

挑む際の最低条件は、12体のうちの9体に通用するマリアベルのレッドパワー「スリープ」を習得しておくこと。これの運「BEST」での使用と、反応の高いボスに対してはスロウダウンを込めたクレストカプセルで下げるなりすればだいぶ安定して戦うことができます。なお、下記攻略においてレベルはオリジナルパワーやフォースアビリティの使用の面から「最低50以上」を想定しています。

怪獣戦艦 ガトルオーグ

グッズ「フォトスフィア」の入手後、遺され島地下室の東の部屋の宝箱に近付くと唐突に出現します。

単体に水属性攻撃+猛毒の「ポイゾンバブル」、全体攻撃+病気の「バブルクラスター」、全体攻撃+猛毒+即死の「致死毒」、単体HP全吸収の「かなり体力どろぼう」などを使ってくるほか、物理攻撃が当たらない特性を持っており、通常攻撃でFPを溜めることはできません。弱点は火・雷属性。

もちろん魔法は効くので、魔力特化装備のリルカがクレストグラフS作成のハイ・フレイムかハイ・スパークを「デュアルキャスト」で連発すれば速攻決着も可能です。アシュレーのガンブレイズもかなり有効。パワーブースターの宝箱を守っているためか、こいつ自体は何も落としません。

地底鋼鉄竜 タイタニアス

ハルメッツの北東隅にある封印柱から出現します。

全体攻撃「キルリアンバスター」や「プラズマリーダー」のほか、3ターンおきに「代謝機能上昇・自己再生開始」で1万以上のHPを回復し、さらに「バリア」で防御と抵抗を大幅に上げてきます。

が、状態異常耐性がなくパワーシールやスリープ、さらには即死まで通用してしまいます。撃破でアシュレーの最強武器シューティングスターを落とします。

用心棒怪獣 コバルトキング

閉ざされた坑道に入ってすぐの封印柱から出現します。

3ターンまでは全体地属性攻撃「生き埋め」が主ですが、4ターン目に反撃率上昇+全属性半減付与の「準備迎撃」を使用すると、以降は「クリティカル」や「手加減知らず」の単体攻撃中心になります。腕力が非常に高く、特に後者は8000ほどの即死級ダメージを叩き出します。

ただ、スリープが効くのと反応が低いため、開幕で眠ってくれればだいぶ有利に戦えます。4ターン目に行動させなければ全属性半減も回避可能。撃破でブラッドの最強武器オメガクラッシャーを落とします。

八つ裂き怪獣 ゾリンガ

風虎穴に入ってすぐの封印柱から出現します。部位「はら」あり。

カンストの反応を持ち、単体即死の「八つ裂きブーメラン」や全体攻撃+低確率即死の「高周波ブレード」と即死攻撃が中心です。3ターン目には「準備迎撃」も使用しますが属性半減はない模様。弱点は地属性。

こいつもスリープが通用するため、眠らせることに成功したら、あとは2回反応を下げてタナトスボーダーもかけておけば安定します。反応は「脳内加速剤分泌」で最大まで戻されてしまうこともありますが、基本的にスリープが通用する限り問題はないでしょう。撃破で本体がティムの最強武器ディスト・ディムスを、部位がアンブロシアを落とします。

巨大鎧虫 ザウォーグ

空の贈り物に入ってすぐの封印柱から出現します。部位「はら」あり。

魔法系統が一切通用せず、4ターン目までは「バリア」で防御と抵抗を上げ、5ターン目から単体闇属性攻撃の「シュヴァルツシュトラール」や、光属性の全体攻撃「無修正呪文???」で攻めに転じてきます。部位の破壊後は「パワーアップ」で攻撃も上げてきますが、こちらは上がりきっても使うことがあるお得な行動でもあります。弱点は闇属性。

魔法が効かないことから戦術は限られるので、もう単純にアシュレー、ブラッド、カノンの3人でアイテムで回復しつつ押し切るでもいいんじゃないかと思います。オリジナルパワーに属性は乗りませんが、最初のFP溜めやシュヴァルツシュトラールの半減目的でギアは「やみのリング」が良さげです。撃破で本体がリルカの最強武器ブラックプリンセスを、部位がアンブロシアを落とします。

残留思念 ゴースト

狂熱の骸のワイヤーフックの先の最東の入口の中にある狂気山脈を調べると出現します。ヴィンスフェルトの残留思念。文字数制限のせいか普通の名前に。

威力が増大した「八十禍津日神招来」とカイーナの「ゲート・オブ・イゾルデ」も使用する、まともに戦えばかなりの強敵ですが、ターンアンデッドがなぜか即死で通用してしまいます。パワーシール、スリープ、通常即死も全部効きます。撃破でフォースキャロットを落とします。

渦潮兄弟怪獣 ザイクルス&ゼットリム

ポンポコ山に入ってすぐの封印柱から出現します。隠しボスで唯一の2体構成。

2体とも水属性の単体・全体攻撃をしてくるものの、さすがに威力はそこまで凶悪ではなく、状態異常もありません。反応は、ザイクルスが高くてゼットリムは低いのですが、ザイクルスが「レッドギラス」か「ギラススピン」を使用した場合は、ゼットリムも「ブラックギラス」か「ギラススピン」で続いて行動します。弱点は2体とも雷属性。

とにかく片方を倒すまでが勝負なので、リルカに「みずのリング」を装備させて耐え、FPが100%溜まり次第「ネクロノミコン」に持ち替えてクレストグラフSのハイ・スパークを「デュアルキャスト」で撃ち込むのが手っ取り早いんじゃないかと。ダメージが6万以上出るならザイクルスを、でなければゼットリムを狙いましょう。スリープも有効。撃破でザイクルスがマリアベルの頭防具リミテッドゴーグルを落とします。

光の巨獣 ゼペリオン

スレイハイム城に入ってすぐ右の封印柱から出現します。部位「はら」あり。

初手こそ無意味な「バリア」を使うものの、以降は強力な全体光属性攻撃「ゼペリオンレイフォース」、単体攻撃+パラライズの「ノックダウン」、ゼペリオンレイフォース級威力の単体攻撃「ホーンスパイク」、またHP次第では「ライフリターナー」も使います。反応は微妙に高い400。弱点は闇属性。

スリープが通用するため、反応を1回は下げることができれば安定します。攻撃はティムのレイテア・ソークの「コンバイン」に任せ、あと1人はひたすらティムにミニキャロットを。部位を破壊したらダークネビュラに切り替えましょう。目覚めたターンは全員「ひかりのリング」を装備するのが無難かもしれません。撃破で本体がカノンの最強武器ヴァイオレイターを、部位がアンブロシアを落とします。

暴れ怪ロボット ブルコギドン

こいつのみ居場所の科学大迫力研究所の解説も記載します。場所はシルヴァラント城から山を越えた南。狂熱の骸のクリア後にダムツェンの酒場のルカにマリアベルで話しかけると情報を聞くことができます。一度入るとブルコギドンを倒すまで外に出ることはできません。

最初の入口は中央の何かに「エレキテル」を当てれば開きます。以降はエンカウントがないかわり、ランダムで出題される3問のクイズに2度全正解する必要があります。クイズの詳細は下記ボタンを。

クイズ

ほどなくブルコギドンと戦闘へ。部位は「はら」と「ドリル」の2ヶ所。
全体攻撃+パラライズの「暴徒鎮圧」でこちらを止め、「渾身の一撃」「ドリルドリッガー」「シュヴァルツシュトラール」の単体攻撃で1人ずつ潰してきます。HP豊富なかわり全属性が弱点という脆さもあり。

攻撃は熾烈ですが、スリープが効くのと反応が200しかないため最初から安定して戦えます。まずはティムのシトゥルダークかレイテア・ソークの「コンバイン」をミニキャロットを使って2ターンごとに放ち、部位を破壊したらクレストグラフSのハイ系などで本体を潰しましょう。もしうまくいかなかった場合は再戦まで時間がかかるのでコンティニューが無難です。

撃破で各部位ががまぐちを落とすほか、イベントの落下物を調べるとマリアベルがフォースアビリティ「ルシファア」「アースガルズ2」を習得します。落下物は画面移動を挟むと消滅するので要注意。

魔王 アンゴルモア

ゴルゴダ刑場に入って東の封印柱から出現します。

最強格の1体。初手に全体火属性攻撃+混乱の「大々災害 大々混乱」、2ターン目に前作と違って無属性になった全体攻撃「The 7th Moon」を放ち、以降もこれら2つに加えて即死級の単体攻撃「木っ端微塵」、無属性の全体攻撃「オーラボンバー」、全体解除の「ヴォイドエフェクト」、さらに15000ものHPを回復する「リジェネレイション」を使ってきます。反応は500。属性はすべて半減します。

まず何よりスリープが効かないことから、総合的に本作最強の敵と言えるでしょう。バリバリキャンセラーが効くことはありますが、スリープの安定感には遠く及びません。1ターン目の災害は全員に混乱対策を付けてクレストカプセルで反応を最低1回下げ、2ターン目の7月はバックメンバーで防御して耐え、3ターンからが本番となります。

自分の場合はアシュレー、リルカ、ティムで、アシュレーは混乱無効のギアとゼファー、リルカはタリスマンとラフティーナ、ティムはシェリフスターとダン・ダイラムを着け、アシュレーは「アクセス」からひたすらルシエド、リルカは基本インビジブルで隠れ7月を食らった次のターンに「ミスティック」のフルリヴァイブで立て直し、ティムはファーストエイドと余裕があればブレイブランサーという感じで、安定とはとても言い難いですがレベル50で倒すことができました。

撃破でギアのフォースユニットを落とします。経験値とギャラはなし。

始まりと終わりを司る ラギュ・オ・ラギュラ

ホルスト内のアグエル坑道の遮断機の前を東に進んだ先の封印柱から出現します。封印柱組では唯一奥まった場所にいますが、セーブポイントからは近いです。

最強格の1体。1ターン目に火属性の全体攻撃「1000000000000度」、2ターン目に闇属性全体攻撃「ブラックノヴァ」を放ち、以降もこれら2つに加えてアンゴルモアと同じ「木っ端微塵」と「ヴォイドエフェクト」を使ってきます。また、残りHPが少なくなると全体無属性攻撃の「インパクトボマー」ばかりになります。反応はカンスト。属性は火を吸収、それ以外を半減します。

こちらはスリープが通用するため、初手の1000000000000度を「ほのおのリング」で耐えながら眠らせ、クレストカプセルも用いて反応を2回下げてしまえばだいぶ安定して戦えます。あとは起きないように、起きてもまたスリープが効くように祈りながら、パワーブースターを着けたアシュレーのルシエドなどでダメージを重ねていきましょう。

撃破で最強ギアのシェリフスターを落とします。経験値とギャラはなし。