ホームズ隊 ‐ ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記

ホームズ(ボウヒーロー)

本作主人公の一人。
海賊団シーライオンの若き船長。悪態をつきつつもなんだかんだで世話焼きなツンデレ系の主人公と言えます。船の名前は「アシカ号」。父ヴァルスの女癖が悪いせいで世界中に兄弟がおり、アトロムもその一人だったりします。サーシャとは異父兄妹。
ユニットとしてはバランス良く高い成長率を持ち、もちろん常にホームズ隊なので吟味がしやすく、まず問題なく強くなるでしょう。クラスチェンジ後は剣も扱えるようになります。

カトリ(シスター)

ホームズ隊のヒロインである火の巫女。15歳。
天真爛漫な性格で万人に好かれそうな女の子。マールのロウ司祭に育てられますが、その正体はサリアの王女で、本当の名前は母親と同じ「マリア」。ホームズとは珍しい主人公とヒロインのかけあいを見せる一方、ゼノへの接し方は図らずとも魔性的です。
ユニットとしては最初から召喚の杖が使用できるほか、リングオブサリアでネウロンに変身することが可能です。罪悪感以外のデメリットはないと思われますが、極力使用せずに終わりたいところ。第2編成で事実上の永久離脱となります。

シゲン(けんし)

シーライオンの副船長的。ヨーダの義息でジュリアの義兄。
ゾーアの魔剣士の異名を持つ凄腕剣士。実はゾーアの魔女カルラの息子で、本当の名前は「テオ」。シゲンという名はヴァルスが付けたとのことですが、父親の名前もシゲンであり、なぜ同じ名前かは不明です。
上記2人と同じくホームズ隊にしか所属できないユニット。成長率は中の上といったところですが、スキルの使い勝手でまあ~普通に主力となります。ただ、第2編成までに死亡させておくとシエラを早めに加えることができるため、その場合はあまり強くしすぎないよう注意を。

ゼノ(せんし)

グラナダの戦士。16歳。
ジャニーズのような爽やかな風貌を持つ少年。貴族の奴隷であった時期があり、自身を捨てた両親を恨んでいますが、マール王宮でのホームズの反応から、ティーエと何らかの血の繋がりがあると思われます。
そんな血統なので、成長率はもちろん優秀。ホームズ、シゲンとともに問題なく主力となるでしょう。

ユニ(とうぞく)

イスラ島の盗賊。
こちらも実はベネト市の貴族の出身。しかし、過去のとある出来事から女であることを捨て、顔も黒く塗るなど少年のような風貌をしています。そのあたりの真相と、ちょっとした演出のあるゼノとのEDは必見です。
ユニットとしては初の「盗む」を持ち、ホームズ隊が始まったテンションをさらに高めてくれます。力の成長率が0%なので、ダメージも期待するなら聖書を用いるか、サンダーソードの活用を。

ライネル(スピアナイト)

ウエルトの槍騎士。
ヴェルジェの選択志願兵の一人で、2回目にのみ登場します。コッダの支配時から抵抗を見せる気概ある人。立場上ノートンとの絡みが多め。美人のワイフ持ちとのこと。
ノートンと愚痴る通り地味な部類ではありますが、意外に高い成長率と、移動力が上がることもある隠れた実力者。大事に育てればビルフォードと遜色のない強ユニットへと成長します。ただし、さすがにナロンには敵わないのが悩ましいところです。

エリシャ(まどうし)

トレンテ北神殿の魔道士。18歳。
ほぼ義理の父アフリードの実の家族をひと目見るためにマルス神殿を訪れ、加入後にマルジュに会うと複雑な感情からか口頭でフルボッコします。特定の人にしか心を許さない印象で、助けてもらったサムソンに対しても特に支援は付きません。
成長率云々以前に、専用魔法の☆ブレンサンダの性能が凄まじく、そこへさらにスキルの「突撃」が加わるという強ユニット。特別な敵でなければ、まず1回の攻撃で撃破できるであろう強烈な殲滅力を発揮します。

サムソン(おのせんし)

エリアルの戦士。
トーラスの山賊の用心棒をしていたところ、エリシャを助けるために裏切り、そのままホームズ隊に加わります。その正体はエリアル王テムジンの右腕であり、その娘カティナの良人でもあり、次期エリアル王の座も約束されている大物。セネトとネイファとの接点もありそうですが、直接的な絡みはありません。
そんな正体だけに、成長率は総合6位タイと優秀で、まず斧系最強のユニットとなるでしょう。支援相手が一人もいないのが残念ですが、一応MAP21に限り細君のカティナから15%が得られます。スキルの習得上、クラスチェンジはきっちりレベル20になってから行いましょう。

アトロム(せんし)

ブラードの戦士。
リシュエルを探しに旅立ったメリエルを追って旅立った義姉のレネを追って旅立ち、メルヘンに捕まったレネを助けようとマルスの港で奮闘しています。ややシスコン気質あり。ヴァルスの女癖のせいで産み落とされたホームズの異母弟の一人でもあります。
そんな事情もあって成長率はやはり高く、ゼノよりもややスキルが貧弱という程度で十分に使っていけます。必要であればイルの村で新たな技を習得させましょう。

クリシーヌ(けんし)

盗賊剣士である女傭兵。
メルヘン一味に雇われていたところ、レネを突き落とす下衆っぷりに嫌気が差してホームズ隊に寝返ります。7年前にヴェガによって恋人のアルドを殺されており、その復讐やアルドの蘇生のためにホームズ隊を利用する一面も。
初の「盗む」持ちの剣士として期待は大きいですが、成長率はすこぶる悪く、よほど吟味して育てないと理想のシーフ戦士にはなれません。しかし闘技場での武器調達は彼女かバドが第一候補。せめて2冊の聖書が揃うまで育成は控えましょう。

メルヘン(とうもく)

元イスラ島の海賊。
似合わない本名と「セネーの海蛇」の異名を持つ男。意外に信心深く、カトリの育ての親であるロウ司祭を丁重に扱ったのが功を奏してか、いつの間にかホームズ隊の一員となります。MAP17ではポエムという同じ顔をした弟も登場。
「盗む」と「強盗」というアイテム奪取に特化したスキル構成でありながら、初期値と成長率が壊滅しており、そのくせ初期レベルだけは無駄に高く、聖書を用いた吟味も限界があります。余程の愛がなければリグリア砦の武器屋が適任です。

フラウ(ペガサスナイト)

サリアの天馬騎士。クラリスの娘でヴェーヌとマーテルの妹。15歳。
大人しそうな顔に反して意外に行動力がある三姉妹の末っ子。留守番で暇を持て余していたところ、同じく留守番を命じられたサンと可愛らしいコンビを結成し、武功を立てようと独断で行動を起こし、見事に勇み足で失敗します。
従来の三姉妹の末っ子の例に漏れず、やはり成長率は優秀です。強い飛行系は多いに越したことはありません。是非とも育てておきましょう。

サン(ルークナイト)

カナンの黒騎士。シルヴァの娘。
学園物なら運動部にいそうな活発な見た目の女の子。フラウに誘われて相棒となり、なんだかんだで一緒にホームズ隊に加わります。バルバロッサの実の孫でもあるので、この子もエストファーネのように「バルじい」と甘えた時期があるのかもしれません。
成長率はフラウよりも高い総合9位。スキルも「素質」や「突撃」など申し分なく、吟味しなくともフラウと2人だけで敵を壊滅できる強ユニットへと成長します。

リーリエ(しんかん)

ブラードの神官。
神官でありながら大スターを夢見る変わった子。独特の表情と掴みどころのない性格をしており、暇さえあればらーらーらーと歌を唄っています。
固有の「うたう」は「おどる」に比べるとクセのある性能ですが、最終的な有効範囲が広く、簡単な範囲回復と割り切れば再行動がお得に感じます。味方が密集しやすいマップほど有効です。

レオンハート(マムルーク)

セルバの太守。プラムの父。年齢は30台半ば。
マリアとクラリスの旦那の弟であり、カトリや三姉妹の叔父にもあたる人。プラムの母ランへの気持ちを引きずりつつも、EDではレネと再婚しそうな勢いです。
戦力としては普通に上級職登場のユニットといったところ。純粋にマムルークを使いたいならシロウのほうが強くなりますが、支援を考慮するならこちらでも。

ザカリア(ジェネラル)

サリアの老将。
アハブ大公の部下でありながら、殺すよう命じられた幼いカトリをロウ司祭に託して逃がし、投獄されたダグネルとマリアを丁重に扱っていた人。
見た目よりは高い成長率をしているものの、新たなスキルを習得するわけでもなく、まあ~使用することはないんじゃないかと。

バド(とうぞく)

サリアの盗賊。
少年のような風貌の盗賊というユニと似た設定の女の子で、EDにて明かされる本名は「パトリシア」。傷ついたリシュエルを2年に渡って看病します。ナルサスの舎弟。
本作最強の盗賊ユニット。スーパープルフも用いてレベル40まで鍛え上げれば「竜聖の技」も習得し、闘技場で武器が盗み放題となります。

リシュエル(まどうし)

水の神殿の魔道士。メリエルの兄。
水の神官家ではありますが、母方の火の魔法を受け継いでいます。エンテとは幼少期をリムネーで一緒に過ごした従兄妹の間柄。一応ホームズとも従兄弟ということに。
加入こそホームズ隊ですが自由移動はできず、第2編成はメリエルと同じく☆オーラレインのためにリュナン軍に入れることになり、つまり落ち着いて成長させることができません。しかし専用の☆サンフレイムがやはり優秀な性能なので、特に問題ではないでしょう。

シエラ(まじょ)

ゾーアの魔女。
いかにも魔女といった妖艶なグラフィックを持つキャラクター。火刑に処されるところをシゲンに救われ、一時は仲違いをするものの、再びシゲンを信頼します。
便利な兵種スキル「ワープ」を持つ手前、さすがに成長率は抑え気味。しかしシゲンを死亡させて第2編成後に加えておけば、聖書を用いた成長やスキルの習得で単騎行動が可能になります。「疾風の技」とトゥマハーンの組み合わせが強力です。

レネ(せいじょ)

ブラードの神官。
人を殺せない性格でありながら一人旅に出て、案の定メルヘンに捕らえられ、荒れた海に突き落とされたりと、結構ハードな経験をします。アトロムの義姉かつ義母のような存在。EDではレオンハートに迎え入れられます。
味方では唯一の聖女というレアクラス。専用の☆てんそうの杖と☆はじゃの杖は言うまでもなく便利なので、特に最終マップでは必ず出撃させたいところです。

ヨーダ(ソードマスター)

イルの村の伝説の剣士。シゲンの義父かつジュリアの実父。
35年前のゾーアの谷の蜂起のリーダー。以後はレダ解放戦争に参加し、リュナンの父やホームズの父とともに「6英雄」に数えられる一人となります。マスターヨーダ。
加入の時点でレベルがカンストしている完全な即戦力タイプ。防御面にこそ多少の不安があるものの、高い能力値と強力なスキルのラインナップで、スーパープルフがなくとも終盤の戦力として起用が可能です。

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