その他の登場人物 ‐ ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記

オイゲン

リュナンに付き従う老軍師。
自信満々で失策を提案したり、空気の読めない登場や発言をするかと思えば、恵まれた身分であるリュナンに他者の心情を説いたりと、なかなか掴みどころのないキャラクターをしています。しかし、正直気難しい部類であるリュナンとのあいだにしっかりとした信頼が築かれているのは見て取れます。

コッダ

ウエルトの名門貴族。
ロファールの遠征につき宰相に任命されるも、王の不在をいいことにクーデターを起こす本作序盤の大敵。軽薄にて残忍、領民に過酷な税を課し、娘を奪い、逆らうものはみな処刑するという清々しいほどの下衆野郎です。捕らえたあとはロファールの判断に委ねるとして投獄することになりますが、特に再登場はしません。クラスはデューク。

リーザ

ウエルト王妃。ロファールの妻でサーシャの母。
火の大神官オクトバスの末娘であり、レネの父アンドレ、リシュエルとメリエルの母ロゼ、ペガサス三姉妹の母クラリスの妹でもあります。さらにロファールと出会う前にはヴァルスの妻だった時期があり、ホームズの母親でもあるという結構な主要人物。若い頃はサリアの天馬騎士隊長であったとのこと。

マーロン

ウエルトのウェルジェを治める伯爵。
ロファールが本来留守を任せようとしていた信頼に足る人物。リュナンに対しては最初こそ懐疑的な反応を見せるものの、そのうち当たり前のように実力を認めます。自身もかなりの武人であり、志願兵選択の画面にて高いステータスを見ることができます。クラスはジェネラル。

エーゼンバッハ

マルス神殿の大神官。
モースの高弟にして、大陸「4賢者」の一人に数えられる風の魔道士。シルフィーゼとカナン王子アーレスの妻セレーヌの父親で、メルとマルジュの祖父にあたります。登場後まもなくグエンカオスによって他界。MAP5では出撃前のみステータスを覗くことが可能です。

シルフィーゼ

マルス神殿の神官。アフリードの妻でメルとマルジュの母。
MAP5のNPCでもあり、無事生き延びれば後にメルには☆まりょくの杖を、マルジュには☆ヴンダーガストに☆シルフィードをもたらしてくれます。クラスはレネと同じレアな聖女。アフリードによると、若い頃は今のメルにそっくりだったとのこと。

リチャード

マール市国の王子。
ミュージカルでも始まりそうな可愛らしい名の国の王子でありながら、「獅子王子」の通り名を持ち、レダ諸国家、ひいては大陸の統一を目論む野心家です。かませのように見えて実力も伴っており、リュナンやホームズの同世代として遜色なく語られるキャラクターの一人となります。MAP21ではNPCとしても登場。クラスはキングスナイト。

アルベルト

リチャードの部下の一人。
ほぼチョイ役ながら、異様にアフリードに似た見た目が特徴です。

ロナルド

イストリア王国の王子。
イストリアに幽閉されていたティーエの逃亡を手助けした人。チョイ役の割にはかなり雰囲気のあるグラフィックをしており、壁紙などにも紛れていることから、本来はもっと出番があったことが推測されます。

バルカ

カナンの第二王子。バハヌークの子でエストファーネの父。
兄のアーレス、弟のジュリアスとともに「カナンの3連星」と呼ばれる武人。セネトが本物のアーレスの遺児と確信するや、帝国を正常化するために実の父バハヌークを手に掛けます。マップに登場することはありませんが、その場面のアイコンから恐らくキングスナイトと思われます。HPは40。

エルンスト

カナンの将軍。
バルバロッサの対で「カナンの剣」と称される有能な武人。セネーでは顔見せ程度ですが、後半の総力戦では全力で合間見えることになります。壮絶な散り際の台詞は「北斗の拳」のサウザーのよう。ナロンの父親という説があるとのこと。

エレット

エゼキエルの妻。
やや派手目ながら性格の良さそうな美人さん。義妹のレティーナとも良い関係を築けていそうです。

ロウ

マール市国の司祭。
ザカリアによって幼いカトリを託され、以後彼女の育ての親となります。中盤では一時期だけホームズに合流し、ホームズにやたらと詳しい大陸史講義をしてくれますが…。

シルヴァ

カナンのアーレス黒騎士団の元団長。バルバロッサの娘でサンの母。
ゾーアの流刑地に送られた団員を救うため、帝国を脱して自由カナン軍に参加します。留守番を命じたはずの娘が意図しない場所で現れようとも、戦場だから自分の務めを果たせと叱責する厳しくも実直な人。実の娘に支援も与えてくれません。クラスはブラックナイト。

ポエム

セルバ近隣の山賊か海賊。メルヘンの弟。
兄と同じく基本的には悪人で、ネイファに目を付け半ば無理やり聖竜化させます。これが原因でグエンカオスに発見されたことを考えると、こいつの行動は物語全体においても結構な重罪です。

バルバロッサ

カナンの将軍。シルヴァの父でサンの祖父。
エルンストの対で「カナンの盾」と称される老将。バルト会戦で重傷を負ったロファールを、敵でありながらサリアの村のクラリスに託します。人望厚く、バルト要塞の自爆の際には多くの将兵が運命を共にすることを希望するほど。その様はオイゲンをして「見事な最期」と言わしめます。

ネイファ

風の巫女。アーレスの娘でセネトの妹。15歳。
ラキスに変化することができる聖竜の巫女の一人。幼少期のカルラの襲撃を乳母によって逃がされ、カティナの義娘として育てられます。ややブラコン気質あり。クラスはエンテやカトリと同じシスターで、レベルの割にはステータスが高めです。正式な仲間にはなりません。

ログ

エリアルの老人。
エリアルにてセネトを出迎える場面があるチョイ役。

エストファーネ

カナンの王女。バルカの娘。
サーシャにも似た正統ヒロインな見た目を持つキャラクター。実孫のサンを差し置いてバルバロッサに懐いており、バルト要塞を落としたリュナンに復讐しようと迫ってきます。クラスはサーシャと同じプリンセス。

クラリス

火の神殿の新官長。エーゼンバッハの末娘で三姉妹の母。
レネの父アンドレ、リシュエルとメリエルの母ロゼ、サーシャの母リーザと兄妹であり、亡き夫はサリアの王妃の弟かつレオンハートの兄という、相関図的にかなりややこしい位置にいる人。EDでは☆ダクリュオンを使用するためにモースの塔までまとめてワープしてくれたりと、それなりの魔力はあるようです。

テムジン

エリアルの傭兵王。カティナの父。
リュナンの父やホームズの父などと共に「6英雄」に数えられる一人。元々はゾーアの戦士でありながら、グエンカオスに反旗を翻し、レダ解放戦争を経てエリアル王国を建国します。セネトとネイファの厳しい義祖父であり、サムソンの義父にも当たります。クラスはソードマスターで、ステータスはヨーダの上位互換的。

カティナ

エリアルの女剣士。テムジンの娘でサムソンの妻。
通り名ではないものの「破邪の剣士」の異名を持つ、大陸一の女剣士とされる人。カルラの襲撃を逃れた乳母からセネトとネイファを託され、義母として2人を育てます。MAP21ではNPCとして登場。異名の割にスキル「破邪」は持ちませんが、☆ルクードでガーゼル軍に必殺を連発します。

レシエ

ソフィア大公国の公女。
元はカナンの王女で、バルカやジュリアスの異母妹にあたりますが、実母がカルラに殺される瞬間を見てしまい、それを危惧したアーレスによってソフィアに養女として逃されます。エーゼンバッハからセネトとネイファの話を受け、以後はエリアル軍として行動。クラスはドラゴンナイトで、MAP21ではこちらが入手できない優秀武器☆レダのやりを振り回します。ラフィンとも何かしらの繋がりがある模様。

アハブ

ブラードの太守。ダグネルの弟。
実兄のダグネルに反旗を翻し、ダグネルとマリアを地下牢に15年間軟禁します。レオンハートでとどめを刺すと、彼なりに国を考えての行動だったことがわかりますが、後付けの言い訳に聞こえなくもありません。

ダグネル

サリアの国王。カトリの父でアハブの兄。
15年に渡る地下牢での軟禁生活を耐え忍び、カトリとの再会を果たします。厳格なグラフィックに見えるものの、アハブによると「心優しきお方だがあまりにも心がお弱い」とのこと。

マリア

サリア王妃。カトリの母でレオンハートの姉。
同じく15年の軟禁生活を耐え、カトリとの再会を果たします。名前はカトリの本名と同じ。

カルラ

ゾーアの魔女。ジークの姉でシゲンの実母。
劣勢のガーゼル教国がカナンを内部から切り崩すために、皇帝を籠絡する刺客としてバハヌークの后となります。グエンカオスの片腕的な大敵ですが、幼い頃にリーヴェ人によって壮絶な迫害と牢獄生活を強いられており、純然な悪とは言い切れません。昔は「ゾーアの宝石」と呼ばれるほど美しい娘だったとのこと。

ジュリアス

カナンの王子。アーレスとバルカの弟。
バルカと同じく「カナンの3連星」の一人。落ち着いた雰囲気を持つ有能な武人で、非常に高いステータスと☆カナンのやりを持って大きく立ちはだかります。クラスは固有のドラゴンロード。

レンツェンハイマー

ゼムセリアのドルム公爵の息子。
リーヴェ王の座を狙っており、そのために実母を手に掛け、父までも笑いながら見捨てる本作屈指の下衆野郎。立場の近いリュナンに対して並々ならぬ敵愾心を持ちますが、実力は伴っておらず、基本的には小物として描かれます。

セオドラ

ソフィアの竜騎士。シオンの姉。
主に連絡係としてジュリアスに情報を伝えます。クラスはドラゴンナイトで、交戦することはありませんが、MAP35の出撃前にステータスを見ることが可能です。弟と同じくドラゴンスピアを所持。

シモン

ソフィアの竜騎士。
ソフィアの誇る竜騎士隊「コンドル軍団」の団長。登場は僅かながら、忠義に厚い武人に見えます。

マルコ

コンドル軍団の一員。
砂漠に倒れていたレティーナを助けた人。自身はレティーナに惹かれつつも、クライスと交戦して名前を知るや、彼女の居場所を教えて後を託すという、敵にするには惜しいほどの見上げた武人。

ビスマルク

カナンの輸送艦隊の将軍。
ただの難易度の低いマップのいち敵将かと思いきや、後に海に落ちたレネを命懸けで助けた人であることがわかり、こちらに仄かな罪悪感を植えつけます。

シオン

ソフィアの竜騎士。セオドラの弟。
吸血鬼的な色合いをしたグラナダを守る敵将。好戦的な行動ルーチンをしており、倒さずとも制圧が可能ですが、ホームズで交戦するとカッコいい戦闘会話を展開します。倒さずにクリアした場合はセオドラに呼ばれてそのまま撤退。

パイク

シオンの部下。
予備隊を率いてホームズたちの側面を突くはずが、図らずも城門が閉じられたことで隊ごとレネの☆てんそうの杖の対象となり、こちらに多大な焦燥感を与えます。クライスと同じ「疾風の」という通り名を自称しますが、特に疾風の技を習得していたりはしません。

ヴァルス

グラナダの提督。ホームズの父。
リュナンの父などと共に「6英雄」に数えられる一人。武人としてはヨーダを凌ぐ腕前を持つ一方、稀代の艶福家でもあり、ホームズのほかにも各地にアトロムなどの多くの子を残します。口説くときの偽名は「アルス」。しかしホームズを正統な後継者と捉えていることから、リーザの存在は特別なのかもしれません。

ミーメ

モースの塔の巫女。
モースの塔の最上階にて☆ダクリュオンでの蘇生を司ってくれる人。やや人間離れした雰囲気を持ちます。クラスは聖竜の巫女以外では唯一となるシスター。レベル30にしてはステータスが低めです。

タトゥス

リーヴェの貴族。
リーヴェに寄生する腐敗した貴族の筆頭。詳細はわかりませんが、王位継承権があることからバドウム王と何らかの繋がりがあると思われます。EDでは無謀にもエンテを妃としてリーヴェ国王となることを宣言し、ロファールやレオンハートらの各勢力からフルボッコにされます。

バハヌーク

カナン帝国の皇帝。3連星やレシエの父。
カルラによって籠絡され、突如ガーゼル教国と同盟を結ぶなどの愚策を実施します。実際にシーンに登場するのはバルカに討たれる死に際のみ。そのせいか顔グラも苦悶の表情となっています。

アンナ

リムネーのシスター。
神殿に幽閉されていたエンテをマイオスが救い出し、その後リシュエルらと一緒に過ごしたリムネーの館のシスターの一人と思われます。グラフィックはリーヴェの教会のシスターと同じ。

グエンカオス

ガーゼル教国の教皇。本作の黒幕的。
元々はモースの高弟の一人かつ土の神殿の大神官でありますが、妻のティータが戦争の道具として無理やりクラニオン化させられたのを切っ掛けに、人間を滅ぼすことを決意します。彼もまた戦争の被害者。

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