基本情報 ‐ ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記
作品概要
ファイアーエムブレムの生みの親である加賀昭三さんが中心になって作成されたシミュレーションRPG。ただ、このあたりに関しては少々トラブルがあったようで、結果的に内容の改変を余儀なくさせられるなど、決してスムーズに世に出てきたとは言えない作品でもあります。
しかし、FEシリーズを元にしているだけあってシステムの完成度は言うに及ばず、王道で壮大なストーリーに、初周ではまず把握しきれない膨大な登場人物と入り組んだ人間関係は紛れもなく「大作」であり、個人的にファンタジー系シミュレーションRPGのひとつの完成形を成している名作だと思います。
基本事項
- セーブデータは5つ (1つ3ブロック)
- セーブは全体マップとマップ開始時に可能
- 戦闘中「☆きおくの杖」でも可能だが、回数は有限
- イベント中「スタート」でスキップ
- イベント中「R2ボタン」で早送り
- 買物中「R2ボタン」でノーウェイト
- マップ中「△ボタン」で目印が立てられる
- 拠点や民家の上だと毎ターンHP小回復
- 命中=武器の命中+技x3+熟練度+支援
- 回避=攻速x2+ラック+熟練度+支援
- 必殺=技+武器の必殺+支援、必殺回避=ラック+支援
- 攻速=速さ-武器の重さ。攻速差「5」以上で再攻撃
- 魔法防御=魔力÷2(切り捨て)
- 必殺は攻撃力が「2倍」になる
- 特効は武器の攻撃力が「3倍」になる
二部隊制
本作はリュナン軍とホームズ隊の二部隊を操作します。ざっくり言うとリュナン軍が表舞台、ホームズ隊が裏街道の戦いを描いており、ホームズ隊のみ寄り道による稼ぎが可能です。
また、途中に3度の合流機会があり、このときのみ部隊間でのメンバーの入れ替えやアイテム・お金の移動ができます。特定の組み合わせが同じ部隊にいることで発生するイベントは非常に多く、この合流時の部隊編成は最重要と言える要素となっています。このあたりの詳細は部隊編成をご覧ください。
ソフトリセット
マップ中のみ「L2+R2+スタート+セレクト」で「このマップをやりなおす」か「タイトルにもどる」の選択が可能です。ツボを押さえた親切仕様。
出撃制限
出撃選択時に「スタート」を押すことで赤い線が引かれ、それより上のユニットのみが出撃となります。
アイテムバンク
要するに輸送隊のこと。部隊ごと、武器と道具を合わせて「250個」まで預けられます。戦闘中はそれぞれの主人公に隣接してのアイテム交換で対象に出現します。
レベル上限の仕組み
- 初めから上級クラスと転職のないクラスは「30」まで
- 下級クラスは20までかつ転職で「その時点から+20」
- リュナン、ホームズ、ラフィンの転職は「上限+10」 (つまり40まで)
- サーシャの「☆天馬の笛」は変化なし
- アイテム「スーパープルフ」の使用は誰であろうと「上限+10」
- 誰であろうとレベル40を越えることはない
クラスチェンジは表示レベルが1に戻ることはなく、アイテムの使用を含めれば全員一律でレベル40が最高となります。「スーパープルフ」を2回使用すれば下級クラスのままレベル40なんてことも可能です。
熟練度
敵の撃破数は「地形」「兵種」「武器種」の3つの観点でそれぞれ加算され、一定数を越えるごと命中・回避にボーナスが入ります。ステータス画面でも確認可能です。
☆★付きアイテム
- 盗む・強盗・破壊不可
- 武器・魔法は使用回数が0になっても消滅しない
- 使用回数は「☆リペアの杖」でしか回復できない
どちらも共通で上記の特徴があります。☆は主に専用武器や杖、★はモンスターの武器など敵専用品に多いです。ちなみに説明書によると☆は神聖系、★は暗黒系のアイテムとのこと。
武器の撃破数と必殺値
同じ武器で敵を倒し続けると、51体目から必殺値が「+1」されていきます。
ただし、+50に達すると確率で呪われてしまい、その場合は武器のアイコンに赤い★(上記☆★とは別)が付きます。解呪はMAP14とMAP35という非常に限られた場所でしかできないので、+50に達するときは☆きおくの杖を用いるなりで調整するのが無難です。呪われなかった場合は青い★となります。
武器の呪い
上記で呪われた武器とデビルスピアは、攻撃時に「31-ラック」%の確率で相手に与えるはずのダメージが自身に降りかかります。ただし、ジークを含むダークライダーとダークソルジャーは発動しない模様。
増援
ターンの開始時に出現する対応のしやすい親切仕様となっています。また、出現ポイントを塞いだ場合は持ち越しではなく消滅します。
長射程弓
長射程弓の「クインクレイン」と「ストーンヘッジ」はウッドシューター専用であり、一度使用すると以後そのマップではそれぞれと同じ名前のクラスへと変化します。射程3~7に変わるかわりに移動はできず、またステータスも上限値との割合で変化します。