アルム軍 ‐ ファイアーエムブレム Echoes

アルム花江夏樹

本作主人公。ソフィアの聖騎士マイセンの孫。
オリジナル版から粗野さが抜かれ、今風の爽やかなイケメンとなりました。マイセンにかわってソフィア解放軍に参加し、やがてはリーダーを受け持つまでになります。
ユニットとしては成長は申し分なく、またクラスチェンジのタイミングが任意になったため、きっちりレベル20で行えば順当に主力となるでしょう。ヘタれた場合は迷わず井戸やドーピングの投入を。

ルカ櫻井孝宏

ソフィア解放軍のソルジャー。
今作では中流貴族の設定が加えられ、礼儀正しさが強調されたキャラクターとなりました。フォルスが緑色になったことから、2人で外伝の赤緑の担当となった…のかもしれません。
ユニットとしては特別弱いわけではないのですが、今作で改めて感じたのは、アルム側はアーマー系が活きるマップがほとんどないのだなぁということでした。

グレイ谷山紀章

ラムの村のアルムの幼馴染の一人。
かつてのイケメン枠から意外な地黒キャラクターへ変貌しました。強制加入の一人でもあり、所々でロビンと共にストーリーに絡んできます。
ユニットとしては正直どうにでもなる男性村人なせいか、成長率はかなり抑えられた印象です。村の痕跡的に傭兵がデフォルトのようなので、もうループ前提で即クラスチェンジしていいんじゃないかと思います。

ロビン阿部敦

ラムの村のアルムの幼馴染の一人。
グレイを差し置いてイケメン枠となりましたが、性格はややヘタレ気味。大家族の長男らしく、お給料目当てにソフィア解放軍に参加します。グレイと同じく強制加入の一人。
成長もグレイと同じく抑え気味で、1ピンのくしゃみを連発します。村の痕跡的にはアーチャーがデフォルトと思われますが、聖なる弓やキラーボウがあってようやく使えるレベルになるかといったところ。

クリフ斎賀みつき

ラムの村のアルムの幼馴染の一人。
特に明言はないものの、良いとこの坊ちゃん風な雰囲気を漂わせます。性格はひねくれ系に変化。上の2人と違って任意加入でもあります。
成長も上の2人に比べればさすがにまともな部類であり、村の痕跡通り魔道士にすればアローやオーラなどの魔法を習得します。魔防も男性陣では優秀です。

エフィ種崎敦美

新キャラ。ラムの村のアルムの幼馴染の一人。
言われるほどヤンデレやサイコパスではないけれど、普通かと言ったらそうでもないレベルで一途にアルムを想い続ける女の子。いずれにせよ、これだけ話題になれば新キャラとしては大成功だと思います。
ユニットとしては、初期唯一の女村人だけにクラスチェンジ先に悩みますが、アルム軍序盤のリブロー、便利なレスキュー、また唯一アゲインを習得することからも、個人的にはシスターが正解ではないかと。

シルクいのくちゆか

ノーヴァの修道院から来たシスター。
だいぶ大人びた雰囲気になりつつもおかっぱ要素は死守されました。加入の際にシステム的にも重要なミラの歯車をもたらします。アルムとセリカの両者の正体を知る貴重なキャラクター。
エフィをシスターにしなければアルム軍序盤唯一の回復係となりますが、リブローを習得しないのと、ワープの有効範囲に制限ができてしまったため、シスターとしての性能は微妙な感じに。しかし、魔戦士を呼び出すイリュージョンがなかなか強烈で、実態は祈祷師かもしれません。

クレア遠藤綾

ソフィア解放軍のペガサスナイト。クレーベの妹。
兄のクレーベとともに上級貴族の設定が加えられ、金髪のですわ調という大幅なキャラクター改変が成されています。攻撃優勢時のドヤ顔がかわいい。兄とともに強制加入の一人です。
エフィをペガサスナイトにしなければアルム軍唯一の飛行系となり、当然お役目は多くなります。成長は依然優秀なので、遅くとも3章の中盤までには安定した強さになっていたいところです。

クレーベ神谷浩史

ソフィア解放軍のソシアルナイト。クレアの兄。
アルムに任せるまで解放軍のリーダーを務めます。上述の通り上級貴族の設定が入り、相応に柔らかい雰囲気となりました。強制参加の一人でストーリーにも度々絡んできます。
ユニットとしては騎馬系では唯一下級職から加わるというのに、下手をすれば最上級まで上げても最弱という体たらく。魔法防御の低さもあって、残念ながら設定負けしているユニットの筆頭と言えます。

フォルス相楽信頼

ソフィア解放軍のソルジャー。
クールに見えたオリジナル版から、暑苦しい熱血キャラへと変貌しました。平民出身のため、クレーベのことを「様」付けで呼ぶという結構な違和感を放ちます。
ユニットとしては、アーマー系自体の活かしどころがないというのは上述の通り。唯一ハードのリゲル城なら入口の2マスをルカとともに塞ぐなんてのはなかなか絵になりそうです。

パイソン川田紳司

ソフィア解放軍のアーチャー。
新たに皮肉屋という性格付けが成され、フォルスとのコンビ感も強調されました。片方が没した場合の後日談はそれぞれでかなり明暗が分かれています。
成長力はロビンとどっこいどっこいのレベル。同様に聖なる弓やキラーボウがあればやっていけます。もはやそれ前提のバランスなのかもしれません。

リュート梯篤司

森の村の魔道士。デューテの兄。
公式サイトに出た時点ではどれだけ尊大なキャラになったのかと思いきや、実際は痛くて友達もいないという残念で愛すべきお兄ちゃんでした。
成長力では妹に負けるものの、耐久面や射程3の魔法の有無で一応の住み分けはできています。何より今作の魔法の仕様的にエクスカリバーが優秀なので、これを初期習得しているだけで活躍機会がありそうです。

マチルダ甲斐田裕子

ソフィア解放軍のパラディン。クレーベの恋人。
見た目から話し方まで女騎士然となり、そのまま北欧神話に出てきそうなキャラクターとなりました。それでいてクレーベへの盲愛が強調されているのだから凄まじいギャップを感じます。
ユニットとしては、以前と変わらぬバランスの良い成長と高い魔法防御で優秀です。クレーベが相変わらずの体たらくということもあり、普通にやれば最も強い騎馬系になる可能性を持っています。

デューテ鈴木絵理

タタラに洗脳された魔道士。リュートの妹。
新たにボクっ娘+八重歯という属性が加えられました。別にボクっ娘好きではない自分ですら納得してしまう見事な個性付けだと思います。洗脳時の表情もあれはあれで需要がありそうな。
初期習得のオーラに加え、高い攻撃の成長力とライナロックで屈指の破壊力を持つ魔法兵となります。加入で転移をなくすのはお約束ですが、神官のレベル10でレアをリワープも習得します。

ティータ田村奈央

ヌイババ館に捕らえられている聖女。ジークの恋人。
ニーナ様の髪色を緑にした感じのオリジナル版から、見た目や性格がかなり幼くなりました。今作のヌイババと直接の絡みがあったとしたら多くの地雷を踏んでいそうです。
ユニットとしては唯一のリザーブ習得者なだけに、それだけで出撃させる価値があります。可能なら竜の盾を持たせ、すぐにリザーブぶんのHPを回復できるようシルクとセットで行動させたいところです。

ジーク井上和彦

リゲルのゴールドナイト。記憶喪失。
もっとベルクト等とのやりとりがあるのかと思いきや、それほどストーリーには絡んできません。個人的にはコンラートと仮面についての支援会話が欲しかった。
成長率は高いのに、最上級職加入のせいでそれを活かせないもどかしさはオリジナル版と同じ。なので「村人のフォーク」を使いたいユニットの筆頭と言えます。楽に強いユニットが欲しい場合は。

マイセン中博史

ソフィアの聖騎士。アルムのじいさん。
オリジナル版に比べて顔グラがいろいろとスッキリしました。ユニットとしてはもちろん成長は期待できないものの、5章中であれば即戦力にできるよといったくらい。