基本情報 ‐ ノスタルジオの風
作品概要
テクモから発売されたRPG作品。
DSの中期も過ぎる時期の作品にしては特に目新しいシステムはなく、グラフィックも特別目を引くわけでもなく、そしてストーリーは王道と、刺激を求める人には少々退屈な内容かもしれません。しかし、だからこそ成立した終始に渡って清々しい内容は、変化球な作品が多いこの時期だからこそ逆に新鮮に映ります。
基本事項
- セーブデータは2つ
- セーブはダンジョンはセーブポイントのみ、それ以外は基本いつでも可能
- 中断はダンジョンでも可能だが、再開で中断データは消滅する
- レベルアップでHP・MP全回復
- セーブポイントでHP・MP・状態異常が全回復
- 移動中「Yボタン」でパーティー会話
- 戦闘評価は評価基準が不明瞭なので気にしなくてよさそう
- SPは「9999」が最高。終盤は割とすぐに達するので注意
- 装備の耐性は重複する。一定を超えると回復するようにもなる
- 大半のボスは何も持っていない (スティール無意味)
交易
- ケープタウン
- サンクトペテルブルグ
- デリー
- 東京
- ニューヨーク
- リオ・デ・ジャネイロ
上記の6都市に到着するとロンドンにて交易が始まり、ロンドンの各お店のラインナップに新商品が追加されます。特に装備品はその時点で強力な物が多いため、多少面倒でも到着した直後にロンドンに戻る価値はあります。ちなみに到着の判定は「ドッグから出て都市名が表示された」時点です。
飛空船バトル
- 飛空船の強さは装備のみが影響する
- 要するにストーリーを進めないと強くできない
- なのに、時期にして異様に強い敵が出ることが多い
- 全般的に経験値が少ない。ニーズヘッグ級が300とかおかしい
- 被クリティカル率が異様に高い
- 全般的に逃げにくい。第三階層はほぼ無理
本作はこの飛空船バトルのバランスが少々破綻していることで有名です。恐らく通常のRPGのフィールドにあたるのがこの空のため、特に第三階層は強化せざるをえなかったのかもしれません。
そんな空の鉄則は「余計な遠出をしない」こと。特に序盤の第二階層で下手に遠出をするとニーズヘッグ級やヌーベルグラム級に容赦なく撃ち落されます。空の旅を楽しみたい人は少なくとも「フリーストーン」を大量購入できるようになってからにしましょう。
コロル族
- アスール (青) … HPの全回復
- アトルム (紫) … MPの全回復
- アルブム (水) … 戦闘不能の復活
- フラウム (肌) … ダンジョンの情報
- プルルム (橙) … ガジェットの鑑定
- ロセウム (朱) … 武器/防具/道具屋
一部のダンジョンの固定位置に出現するコロル族と手助け内容の一覧。誰が現れるかはダンジョンに入るたびランダムで変化します。ロセウムのラインナップは恐らくその時点のロンドンと同じ。