基本情報 ‐ 天地を喰らう

作品概要

天地を喰らうシリーズの初代作。
タイトルの通り本宮ひろ志氏の漫画のゲーム化ではありますが、ストーリーは原作のような破天荒なものではなく、ほどほどに演義に寄せた、ある意味では正統で貴重な三国志RPGとなっています。この時代の作品にしては移動速度が速く、また「そうこうげき」コマンドのお陰もあってテンポはかなり良好です。

基本事項

  • セーブデータは3つ。セーブは役所で行う
  • レベルとSP(策略ポイント)はパーティーで一括
  • パーティーは最大7名で、戦闘に参加するのは上から5名のみ
  • 兵力=HPであり、兵力が減ると攻撃力も低下する
  • 道具の所持は1人8個まで
  • 道具を売れるのは道具屋のみ
  • 道具を捨てると「ぽい!」する
  • 全滅しても金や兵糧は減らない

兵糧

  • 300   - 金100
  • 3000  - 金1000
  • 30000 - 金10000

エンカウント地帯では1歩ごとレベルに応じた兵糧を消費し、兵糧が尽きると1歩ごと現在兵力の1%を失います。兵糧は多くの城で上記の価格で購入できるほか、固定敵との戦闘勝利でも得られます。

軍師

  • 知力≧武力の武将に任命可能
  • 軍師の知力とレベルに応じた策略が全員使用可能になる
  • SPは大体「MSP-(255-軍師の知力)÷2」になる
  • 軍師に任命された武将は強制的に最後尾になる

策略を使用するには条件を満たす武将を「軍師」に任命する必要があります。主な仕様は上記の通り。軍師を戦闘にも参加させたい場合はパーティー人数を5人以下に抑えれば可能です。

武将の捕獲

  • 無条件で承諾
  • 兵力に応じた金を要求
  • 道具「めいば」を要求
  • 断固拒否

ザコ敵として登場する武将は、固定の戦闘箇所を終えていると戦闘後に捕獲となり、勧誘すると上記いずれかの反応が返ってきます。レベルアップで兵力が増える武将は限られるため、主に中盤まではこの勧誘で兵力の高い武将を仲間にし、乗り換えていく感じになるでしょう。ただし、君主格やその親族、または固定出現箇所がないなどで捕獲できない武将もいます。

なお、編成所の収容人数は64人であり、すべての武将を同時に仲間にすることはできません。コンプリートしようと序盤から頑張ってしまわないよう注意を。ただ、特に後半は道中の戦闘を楽にするために捕獲可能な呉将・魏将を片っ端から加えてしまうのは有効です。

編成と所持道具

所持道具は武将ごとではなく枠で管理されます。例えば武将Aを外して武将Bを入れた場合、武将Aの道具と装備はそのまま武将Bに引き継がれます。

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