基本情報 ‐ じゅうべえくえすと
作品概要
ナムコの和風風なRPG作品。
貝獣物語と同じバースデイ開発のファミコンのRPGということで、主に戦闘の演出や効果音全般に、まるで貝獣物語の和風バージョンと思うほど共通点が見られます。が、約2年の経過があるだけに内面は大きく進化しており、大貝獣物語に繋がる「助っ人」の存在や、仲間の加入に繋がる別パート、何より長大なボリュームなど、総合的にファミコン屈指の大作になっていると思います。
貝獣物語と同じ大きなパッケージをしており、同じくの全体マップや、当時に流行っていた「カードダス」を模した24枚のカードも同梱されていました。
基本事項
- セーブデータは2つ
- セーブはどこでも「たびにっき」で可能
- 移動中「セレクト」で全員の命・超力を表示
- アイテムは個別所持で1人7つまで。ロバロバの入手で+4
- コマンド「さがす」は足元ではなく目の前のマスを調べる
- 装備は自動下取り。入手の場合は強制持ち替え
- 敵は目の前のキャラを優先的に攻撃する
- 敵は命が残り少なくなると瀕死グラフィックになる
- 獲得経験値は人数で等分
- レベルアップ毎の上昇値は固定
- 全滅は所持金半減で最後に寄った時の神社へ
難易度バランス
この時代のRPGの例に漏れず、厳しいバランスと言えます。エンカウント率は非常に高く、レベルは上がりにくく、武具を新調したとて大して上がらないこともしばしばです。
個人的な進行の基準は、所持金に少しでも不足を感じたら稼ぎをするというもの。クセがなく戦いやすい敵や仲間を呼ぶ敵が出てきたら、しばらく腰を据えて稼ぐのが無理がないと思います。
超力(MP)の回復
- タスカル
- タスカルオール (全滅時)
- 超力「あげいん」
本作に超力の回復アイテムは存在しませんが、死亡の復活=命・超力の全回復であり、これを利用しての回復が可能です。神官以外での復活手段は上記の通り。特にじゅうべえ・りゅうひめの両名が「あげいん」を習得すれば実質無制限ということに。