基本情報 ‐ 光の4戦士 ファイナルファンタジー外伝
作品概要
2009年に発売されたFFシリーズの外伝。
古き良き時代のRPGを最新技術で創り出すことをコンセプトに開発された作品であり、クリスタルやドラゴンなど初期のFFの要素が多く見られるほか、昼夜の移り変わりや仲間を引き連れる移動画面、またアイテムやクラウンの名称の幾つかにドラクエの要素も見られます。ちなみに聖剣伝説の初代作も「ファイナルファンタジー外伝」の表記がありますが、本作との関連はありません。
基本事項
- セーブデータは1つのみ
- セーブは各所の冒険家で行う。「はい」一回で上書きとなる
- アイテムは個別所持かつ1人「15個」まで
- 装備中のアイテムは売れない・預けられない
- 上画面のメンバー一覧のそれぞれの右下に装備武器の属性が模様で表示される
- 戦闘中の行動順はHP・APが全快に近いほど早くなる
- 戦闘中の「ためる」は防御も兼ねる
- 戦闘中の「にげる」はアビリティのひとつなので素では行えない
- 戦闘中に「Xボタン」でオートモード
- 仲間の誰かのピンチやボスの瀕死で戦闘BGMが変化する
- 全滅すると所持している宝石のランダム一種が半減する
- 強力なアビリティや魔法を使用すると敵から狙われやすくなる
- 毒以外の状態異常は戦闘終了後に自然治癒する
- 属性は「火・水・土・風・光・闇」の6つ。サンダー系は光属性
対象指定不可
本作の特徴的な仕様のひとつ。攻撃や回復でさえも対象を指定することはできませんが、基本的にはちゃんと適切な相手を選んでくれるのでそこまで心配することでもありません。
- 前列優先:剣、短剣、斧、本、杖
- 後列優先:槍、弓、楽器、針
ただし、攻撃に関しては上記の通り前列後列の優先度の概念があります。魔法とアビリティも同様で、単体対象のものにはそれぞれの右下に「前」「後」と記載されています。
気合
APに近いけれどまた別の概念。そこまで顕著ではないもののステータスにも影響を及ぼします。ボス戦は上がりやすいらしく、よく最初のターンで全員が「気合が入った!!」と黄色い光を放つ光景を見ることがあるかと思います。
また、この「気合が入った!!」状態で複数のキャラが攻撃や同じ魔法を使用すると「同時攻撃」が発動することがあります。上記条件からボス戦の最初のターンほど発動しやすいため、序盤のグリプスや後半に4人揃ってからのボス戦は、まずこの4人同時攻撃で大ダメージを与える戦法もありかもしれません。
宝石
宝石は主に「クラウンの強化」と「武具の強化」に使用するもので、下記が主な入手手段となります。
- 戦闘終了後に4つまで入手できる
- 戦闘中に商人の「さがす」を使用する
- 戦闘中に商人の「たかのめ」を使用する
敵によって入手できる宝石は決まっており、特に最高価値の「ダイアモンド」は終盤しか入手できません。また、それぞれ「99個」までしか所持できないので、無駄を嫌うならカンストの前に使うなり売るなりしてしまいましょう。
属性耐性
耐性上昇方法
- 該当属性の盾を装備する
- 該当属性のマントを装備する
- クラウン「精霊使い」になる
- 精霊使いの「ミステリオ」を使う
重複効果
- 1つのみ:半減する
- 2つ重複:無効化する
- 3つ重複:吸収する
- 4つ重複:魔法のみ反射する
本作における最重要事項。属性耐性は上記の構造になっており、特に中盤以降の大ボス戦ではこの点を意識するとしないとで難易度にかなりの差が出ます。吸収や反射までさせる必要はありませんが、最低でも半減、できれば無効化できるのが望ましいでしょう。記載の通りクラウンの精霊使いは重要な役どころとなります。