基本情報 ‐ 邪聖剣ネクロマンサー

作品概要

ＰＣエンジン初のＲＰＧとして発売された作品。
クトゥルフ神話を題材にした不気味な世界観が特徴で、発売当時はＣＭの最後に放たれる「夜、一人では遊ばないで下さい」というフレーズが結構な話題となりました。シナリオは「ダイの大冒険」などを手がけた三条陸さん。２０２０年に発売されたＰＣエンジンminiにも収録されています。

基本事項

• 記録は「覚醒の言葉(パスワード)」方式。平仮名、片仮名、アルファベットが混じって難易度は高い
• 宿屋の宿泊で全回復はしない。全回復は病院で
• 移動中「セレクト」でメッセージ速度変更
• 武器は武器屋のように、アイテムはそれぞれの取り扱い店でしか売ることができない
• アイテムは１人８つまで所持可能。消費系のみ４つを１セットで扱える
• 道具屋は後半の町になるほど値上がりしていく。最大売値の５倍まで
• 魔法はそれぞれ使用可能者が決まっているほか、設定されたＩＮＴに達しないと使用できない
• 並び替えは戦闘中の「たいれつ」でその戦闘中のみ変更可能
• 戦闘中の「にげる」はキャラごとの個別。魔法の「セルス」なら一括で逃走可能
• 仲間が勝手に逃げることがある
• 仲間が勝手に逃げる確率は死亡するほど高まるらしい？
• 毒はステータスも下がる危険な状態異常

本作のコツ

まず何より、冒頭で決定するパーティ編成によって本作の難易度は大幅に変わってきます。
総合的なバランスとしては、８０年代の作品だけあってやはり難易度が高めです。エンカウント率は高く、ところどころでレベル上げも必要になってくるでしょう。ただ、お金は割と早く貯まるので、新しい町に着くたびそこで売っている最高の装備を揃えるぐらいの気持ちで挑むのが精神衛生上よろしいかと思います。本作は装備の新調による強化が如実に体感できる作品でもあります。