基本情報 ‐ 貝獣物語
作品概要
貝獣物語シリーズの初代作。
火の貝の勇者として異世界から召喚された少年と、貝獣島からやってきた大気・水・大地それぞれの貝の勇者である3匹の貝獣が、大魔王ファットバジャーを倒すために奮闘します。
パッケージがかなり大きく、カセットのほか主人公たちのフィギュアや全体マップに、後半まで開けてはいけない「涙の密書」という封書が入っており、ゲームと付属品を連動させる試みは当時にして斬新だったと思います。2020年にはナムコットコレクションのDLC第2弾として配信もされています。
基本事項
- セーブデータは1つのみ
- セーブは町の目覚めの部屋やクピクピの特技で可能
- ホテルはサインするキャラによって金額が変わる
- 装備品は強制装備。下取り形式でしか売却できない
- 道具の所持は1人5個までだが、サンドラットの購入で実質8個に増える
- 戦闘は味方全員か敵全員のどちらかが先に行動する
- 戦闘コマンド「まもり」はほぼダメージを受けない
- 敵は目の前のキャラを優先的に攻撃する
- 敵は攻撃対象が複数いる場合、同じキャラを2ターン連続で攻撃はしない
- 敵はVPが残り少なくなると瀕死グラフィックになり、攻撃力も若干低下する
- 特定の敵構成は「サイフ」を落としてパールが多めに手に入る
- 毒は1歩ごとダメージを食らううえに攻撃力も半減する
- 溶岩は1歩14ダメージ。入ったときではなく出るときに食らう
初期配置と合流
4人の勇者はそれぞれ大陸のほぼ四隅にあるお城からスタートし、「パス」で操作を切り替えることができます。まずはこの4人を合流させるのが最初の目標。合流は隣接して「はなす」→「あう」とすればOK。合流後でも「はなす」→「わかれる」で再び離れることも可能です。
ばしょ
コマンドの「ばしょ」は現在位置のざっくりとした座標を表示し、付属の全体マップと照らし合わせるものとなっています。座標は4人の開始位置のお城を四隅とし、16x16マスを1ブロックとして縦1~12、横A~Pの192ブロックで表現されます。左上端が「1:A」。付属のマップがなくても大まかな現在位置を知ることは可能です。この192ブロックの外側は「?:?」と表示されます。
ランダムワープで行ける場所
- タング
- ノーザン
- バナヤ
- ハンプステン
- バンデルベルデ
- ポンゴ
- マイヨー
- マリナ・デル・ナン
- マリナ・デル・ペイ
- レハレッタ
- ローチェ
- ローラン
- ビヤビヤの酒場
- ヨーローの酒場
- テント屋 (レハレッタ北)
- テント屋 (ハンプステン北)
ポヨンがレベル11で習得する「ランダムワープ」で行ける場所の一覧。
対象が広範囲に散らばっていて、ルーラ的手段のない本作では重宝するのですが、ランダムと言えども実際はかなりの偏りがあり、高確率でマイヨーかローランへ飛ばされます。とはいえ、何かを消費するわけでもないのでしつこく繰り返せばいいと思います。ちなみに未訪問の場所でも対象になります。
悪魔の罠
主に陸地間を繋ぐ通路で発生するミニゲーム。早い話が簡易のシミュレーションRPGであり、仲間を個別で1歩ずつ移動させ、敵と当たるとタイマンバトルが発生し、ボスを倒せばクリアとなります。基本的に難しい要素はありませんが、終盤に1回だけ敵が強いハイレベルなパターンがあります。
なお、本作はこの悪魔の罠の関連で少々重めのバグが存在します。詳細は裏技・小ネタをご覧ください。