基本情報 ‐ エストポリス伝記
作品概要
エストポリスシリーズの初代作。
システム的にはオーソドックスなタイプのRPGと言えますが、本作や次作は特にストーリー面で高い評価を受けており、お蔵入りとなってしまったナンバリング3の復活を望む声は今でも少なくありません。
関連作は次作の「2」のほか、GBCの「よみがえる伝説」、GBAの「沈黙の遺跡」、DSで2をジャンルも変えてリメイクした「エストポリス」が発売されています。また、同じネバーランドカンパニーが開発したシミュレーションRPG「エナジーブレイカー」とも世界観の繋がりがあったりします。
基本事項
- セーブデータは3つ。セーブは主に教会で行う
- 星マーク=レベル、ハートマーク=HP、杖マーク=MP
- アイテムや魔法に「Xボタン」で効果表示
- アイテム所持は1ページ12個x5の「60個」まで。
- 魔法の一覧は「消費MP<残り使用可能回数>」の表示
- 黄色のアイテムや魔法は状況的に使用できないもの
- 赤色の魔法はMP不足で使用できないもの
- 緑色の装備品はそのキャラが装備できないもの
- 本来移動可能なのに移動できないマスにはアイテムがある
- 武器の呪いは教会で解いてもらえるが、その武器は消滅する
- 魔法/呪文で表記が揺れている。当攻略は「魔法」で統一
- 全滅は所持金半減で最後に立ち寄った街の外へ
ステータス
- ATP:攻撃力。STR+装備
- DFP:防御力。(STR+AGL)÷4+装備
- STR:腕力。主に攻撃力に影響
- AGL:速さ。主に行動順に影響
- INT:知力。主に魔法の威力に影響
- MGR:魔防。主に耐性に影響
ステータスの詳細はだいたい上記の通り。当攻略は日本語表記で統一しています。
戦闘システム
- 素早さが高いキャラほど行動が回ってきやすい
- 恐らく装備重量も影響している
- 行動選択後に即行動するわけではない
- 通常攻撃より魔法のほうが発動が遅い
- 単体攻撃の対象はグループ指定までしかできない
- 攻撃対象の自動移動はない
- 大半の行動は敵味方自由に対象選択できる
- バフ・デバフは重ねがけ可能だが効果は下がる
一見オーソドックスなターン制かと思いきや、実際はそこそこ複雑な仕様をしています。何より「攻撃対象の自動移動はない」ことから、ある程度の先読み能力が求められます。
質流れ島
船の入手後に行けるようになる場所。ここの2階には「これまでに売ったアイテムがすべて並ぶ」よろず屋があり、預り所のない本作においてコレクターっ気のある人の助けとなります。