登場人物 ‐ 里見八犬伝

しの

犬塚信乃。「孝」の珠を持つ八犬士。
八犬伝の主人公的存在で、本作でも例に漏れず主役を務めます。キャラとしては術が使えない攻撃特化型。ステータスの割り振りはもちろん攻撃力を優先に。

げんぱち

犬飼現八。「信」の珠を持つ八犬士。
パーティーの回復担当であり、特に終盤は彼の「ぜんたいちゆ」の術がないとお話になりません。MPの上昇は常に最高値を狙いたいところ。

そうすけ

犬川荘助。「義」の珠を持つ八犬士。
本作では唯一の器用貧乏系といったところですが、「ひょうけつ」の術がそこそこ優秀です。

どうせつ

犬山道節。「忠」の珠を持つ八犬士。
4人目の仲間にして、これまた生粋の攻撃特化型。総合力は信乃をも上回ります。ステータスの割り振りはやはり攻撃力重視で。後半の主力となります。

こぶんご

犬田小文吾。「悌」の珠を持つ八犬士。
淡路の城で救出するも、本作のパーティー制限から単独行動を余儀なくされ、割と壮絶な最期を遂げます。

しんべい

犬江親兵衛。「仁」の珠を持つ八犬士。
本作では風神の手によりすでに他界済み…。

けの

犬坂毛野。「智」の珠を持つ八犬士。
迷いの洞窟にて会えますが、やっつけな演出によりあえなく死亡…。

かくたろう

犬村大角、の幼名。「礼」の珠を持つ八犬士。
本作では幼名での登場にもかかわらず、陸奥の寺にてすでに即身仏となってしまっています。

その他

しんらん
親鸞。浄土真宗の宗祖。
本作においては現八の師匠的存在であり、日向の南の洞窟に捕まっていて、訪ねると豊後の寺の「心を持った扉」を開けるための呪文を教えてくれます。
おきく
お菊さん。
対馬の城にてお勤め中に家宝のお皿をなくしてしまい、備前の洞窟にて自殺して幽霊となっている人。なぜかお皿の枚数を数えています。対馬で見つけたお皿を持って行ってあげることで、対馬の城の「心を持った扉」を開けるための呪文を教えてくれ、そのまま成仏…はしない模様。
すず
安芸の村に住む道節の姉。
殿様に会いに行って帰ってこない道節を心配しています。本作オリジナルの存在でしょうか。
もりのいしまつ
森の石松。小文吾と同じく淡路の城で捕まっている人。
実在する人物であり、清水次郎長の子分として幕末期に活躍したとされています。
ささきこじろー
佐々木小次郎。
河内の村にいて、宮本武蔵の墓参りに豊前の村まで行くとのこと。この世界の2人の関係が謎です。
たごさく
恐らく田吾作。
不気味な紀伊の村にて監禁されている可哀想な人。飛騨の村に入るための合言葉を教えてくれます。
おかよ
飛騨の村に住む親兵衛の母。
道節の姉と同じく、彼女も本作のオリジナルと思われます。
むらさき
五右衛門の妻。
信濃の村の池の中央に住んでいて、訪ねると「ますたあかぎ」の場所を教えてくれます。ちなみにこの名は歴史上の五右衛門ではなく、ルパン三世の石川五ェ門のほうの恋人「墨縄紫」からの引用と思われます。
せんべえ
千兵衛。
角太郎の弟子的存在で「礼」の珠を託されますが、記憶喪失になってしまっています。
ふせひめ
伏姫。里見の城の姫。
八犬士の象徴的な母とのこと。本作では終盤に少しだけ現れますが、そのときに表示されるグラフィックはファミコンにしてはかなり頑張っていると思います。
よしざね
里見義実。伏姫の父。
飼い犬に娘をエサに敵将の首を獲ってくるよう命じる鬼畜であり、「八犬伝」の物語の因果の種を蒔いた人物とされています。本作ではラストダンジョンの里見の城にて死体が確認できます。
たまずさ
玉梓。ラスボス的な人
原作では里見義実に捕らえられ、一度は助命を約束されるも翻されたとのことなので、里見家に対して恨みを抱くのも仕方がないかもしれません。