基本情報 ‐ 忍者らホイ! 痛快うんがちょこ忍法伝!!
作品概要
アスキーから発売された忍者ものRPG。
発売こそアスキーではありますが、ディレクターにさくまあきらさん、キャラクターデザインに土居孝幸さん、音楽に関口和之さんと、早い話が「桃太郎伝説の忍者版」で大よその説明がつきそうな作品です。桃伝の経験者には見覚えのあるシステム、道具、ノリなどが多く見られることでしょう。ただ、発売が1990年なだけあって、同じファミコンの桃太郎伝説よりは、PCエンジンの桃太郎伝説2に近い内容となっています。
基本事項
- セーブデータは3つ
- ターボファイルがあればさらに3つ増える…らしい
- セーブは各里や村や町の入口にいる復活地蔵にて
- 仲間の復活もこの復活地蔵にて
- かぜまるが力尽きると全滅扱い
- 段=レベル、体力=HP、技=MP、心=経験値
- 段の上昇で技と体力が全回復
- 仲間が増えても獲得心(経験値)は等分されない。お得
- 戦闘中に逃げてもそれまでに倒した敵の心とお金は手に入る
- 道具は「?」で大よその効果がわかる
- 道具の所持上限は初期の「8」から、パーティー人数が増えるに従って「15、22」と増加する
- 忍び運送(預り所)は39個まで
- 回復系の道具の大半は「たべる」で回復となる
- 装備品は「つかう」で装備となる
- 道具を売れるのは各里にある質屋のみ
- 道具の売値は買値の75%
- 術の効きやすさは段の高さも関係する
- 一部の術にも「会心」の概念がある
- 毒は8歩ごと5ダメージ
- ドクロ地形、毒の沼地は1歩ごと5ダメージ
- 全滅は所持金半分で最後に立ち寄った場所の復活地蔵へ
- お金は99999両を越えると「いっぱい」表示になるが、正確な数値は「つよさ」で確認可能
術の成長
本作最大の特徴と言えるシステム。
師範代から会得する術の大半は、規定回数を使用することで「ハイパー」「スーパー」「ウルトラ」「ミラクル」の5段階まで成長します。成長に応じて性能の上昇や対象が拡大するのに対し、技の消費量は回復系の術のみ1段階につき1増加、それ以外の術は増加しないので、この術の成長度合いは難易度に大きく直結すると言えます。
乗り物の仕様
本作は道中で幾つかの乗り物を入手しますが、移動術の「とびきり」を使用した場合、一般RPGのようにその飛び先に移動してくれるなんてことはなく、その乗り物の初期位置に戻ります。