基本情報 ‐ ワイルドアームズ セカンドイグニッション

作品概要

ワイルドアームズシリーズの２作目。
すでに高い完成度を誇る前作から、仲間の倍増とそれに伴う新要素に、パーソナルスキルやカードアルバムの実装など更にパワーアップを遂げています。また、ボス戦の入り方が円谷プロ公認のウルトラマンのパロディであり、随所に「怪獣」へのリスペクトが見られるのも特徴です。

２０２３年にはＰＳストアにも追加され、そちらではトロフィーも実装されています。

基本事項

• セーブデータは１５個 (１つ１ブロック)
• セーブは主に各町のサービスやダンジョンの石碑で行う
• 移動中「ＬＲボタン」で視点を３６０度変更可能
• ダッシュは「○ボタン」で「行う」仕様
• ダッシュは「スタート」でピタッと止まれる
• アイテムやコマンドなど大抵のもは「△ボタン」で詳細表示
• 武器・体防具・頭防具は外すことができない
• 属性は「地・火・風・水・雷・氷・光・闇」の８種類
• 戦闘不能は戦闘終了後にＨＰ１で自動復帰
• バックの仲間にもフォワードと同じ経験値が入る
• リルカ以外の仲間はアシュレーと同じレベルで加入する

運の仕様

前作と同じく、運は上記の５段階で表現され、レベルアップや宿屋等の回復でランダムに増減します。一部のアイテムや装備で上げたり、宿屋等の回復で下がらないようにすることも可能です。

影響は、先制率やクリティカル率のほか、シルエットアームの閃き率、レッドパワーの習得成功率、クレストソーサーの合体魔法の発生率、状態異常の付与率、「ピックポケット」の成功率など多岐に渡ります。簡単に１ランクを上げられる「ちいさなはな」は本作では購入できませんが、盗めるザコ敵はそこそこいます。

サーチフィールド

フィールドで「□ボタン」を押すと周囲をサーチし、町やダンジョンや固定アイテムを発見、またはランダムでお金が拾えることがあります。ただし、町やダンジョンは基本的に情報を得ていないと発見不可。カノンの加入後は左下にレーダーが表示されて発見しやすくなります。

ジェム

ダンジョンに落ちているオレンジ色の宝石のこと。大小の２つのサイズがあり、取得すると味方全員のＨＰがそれぞれ１％と１０％回復します。ダンジョンに入るたび再出現します。また、大きいほうはリルカのグッズの「チェンジロッド」で足場に変えることも可能です。

エンカウントマーク

白地の！

通常のエンカウント。

赤地の！

不意打ち、バックのメンバーで戦うバックアタック、特定のキャラのみで戦うピンチの場合は赤地で即戦闘となります。これら以外でもレベル差のある敵や、単純にキャンセルさせないためだけの場合もあり。

緑地の！

メニューに「アルバム」が追加されたあと、怪獣カードに未登録の敵とのエンカウントはこの緑地となります。赤地の条件が含まれている場合は赤地が優先されます。

ランダムエンカウント時は上記３色のいずれかの「！」マークが表示されます。赤地以外は戦闘開始まで数秒の間があり、この間に「Ｘボタン」等を押すことでエンカウントキャンセルも可能です。

フォースポイント

• オリジナルパワーやフォースアビリティを使用するのに必要な値
• レベル＝戦闘毎の初期値であり、通常攻撃やダメージを受けたりで増えていく
• ２５％が溜まるごと、そのＬｖまでのフォースアビリティが使用可能になる
• １００％に到達すると全状態異常が回復する
• フォースアビリティの使用で消費するが、オリジナルパワーの使用では消費しない

フォースの仕様は上記の通り。ＭＰの概念がなくなったことでそれに近い役割も担うようになりました。この仕様からレベルが上がるごと、特に２５の倍数に達すると戦いやすさも大きく向上します。

アームの改造

アシュレーのバイアネットとブラッドのヘヴィアームは町の改造屋で改造できますが、全項目を最高ＬＶまで上げられた前作に比べ、今作では最高ＬＶこそ１０に増えたものの、アームごとの改造可能回数が「合計９回まで」となっています。１項目を伸ばすか平均的に上げるかなどの判断が求められます。

状態異常

状態異常の詳細は上記の通り。ナイトメア、猛毒、石化、ダウンハーテッドの４つが初登場。

部位破壊

多くのボスは本体以外に「部位」を持ちます。部位は個別に行動することはなく、本体を倒せば撃破となるのですが、部位を破壊すれば経験値が増加し、確定で貴重な消耗品などをドロップします。
また、部位によっては破壊することでボスの特定の行動を封じることができますが、そのせいでさらに強力な行動をするようになるパターンもあります。本体と部位で属性相性が異なる場合もあり。