VAY ~流星の鎧~ レビュー

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効果音て大事

機種 メガCD
ジャンル RPG
発売元 シムス
発売日 1993年10月22日
評点   (6点)

メガCDのまさに「オーソドックス」なRPG作品。
ただし導入部だけは若干ハードで、主人公のハイベルガーが幸せな結婚式を挙げている最中、ダーネック王国の侵略によって城は破壊され、両親は殺され、婚約者はさらわれるという、ファンタシースター3などヌルい言とわんばかりの転落から物語は幕を開けます。
ハイベルガーはダーネック王国を倒すため、封印されし「伝説の鎧」を復活させる旅に出るというストーリー。

メガCDというちょっと高級感のある機種の作品ではありますが、自分も冒頭で言っているように、本作の評判には大抵「普通」といった感じのものが並びます。確かにシステム的には何ら変わったものはなく、敵を倒してレベルを上げてボスを倒してと、ごくごく一般的な「ドラクエ型」を貫きます。ストーリーもそれなりに練られてはいるものの、それでも「王道」の範囲であり、尖った衝撃的展開といったものはありません。

ただ、それでも本作の完成度は高かったと思うのですよ。例えばドット絵のクオリティは素晴らしく、全体的に可愛らしい感じでまとめられています。よく「エストポリス伝記2」に似ていると言われますが、あちらが95年の作品なのですから本作のすごさが窺えるでしょう。加えて移動速度がかなり快適で、それがこのドット絵のクオリティと合わさって、初めてプレイしたときは軽い感動を覚えたものでした。他にもボスの強さや不足気味の所持金など、バランスもよく調整されていたと思います。

なので、例えオーソドックスな内容であろうとも、このあたりの基礎部分がしっかりしていれば印象は悪くはありません。そう、決して悪くないのです。悪くはないのですけれど…薄いのです。

この印象の薄さは効果音が弱すぎること。これに尽きます。存在する効果音といえば戦闘中にダメージを与えたときと魔法を使ったときに申し訳程度に鳴るくらいのもので、他はほとんどありません。レベルが上がったとき、宝箱を開けたとき、回復したときなど普通はありそうな箇所が見事に無音です。効果音がほとんどない世界というのは思った以上に淡白で、そしてプレイのモチベーションにかかわってくるものなのですねぇ…。

それだけに、もし効果音を全面的に見直したバージョンがあったとしたら、どれだけ印象が変わるのかと興味があります。なぜかiPhoneアプリでリメイクされているようなので、どこかにプレイ動画でも上がっていないものでしょうか。

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