新スーパーロボット大戦 レビュー

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機種 プレイステーション
ジャンル シミュレーションRPG
発売元 バンプレスト
発売日 1996年12月27日
評点   (5点)

本作が出た頃のスパロボシリーズはまだ連作だけだったので、まったく新しい設定という意味での「新」でもあったのでしょうが、それ以上にロボットの等身がリアルになったことのほうが取り沙汰されての「新」、という印象のほうが個人的には強かった本作です。

この2つの要素って、非常に相性が悪かったと思うのですよ。せっかく等身がリアルになったところで、それがこれまでスパロボ未参戦の作品だとその違いもわからないわけです。そのうえこのリアル+初参戦作品が多いというコンボが従来の作風から大きく外れ、まったく別のシリーズをプレイしているような感覚に襲われることもありました。

しかし、そんなのは時間があれば慣れるもの。それよりも問題だったのは、機体がリアルになったのと、敵味方全員に声が入ったことによる致命的な「処理の遅さ」ではないかと思います。この頃はまだ戦闘のスキップなんて機能もないので、個々のステージの所要時間がそれはもうとんでもないことに。…まあ、これも結果的には慣れてしまうのですけれど、これは慣れていいものでもないですよね。

シナリオも、序盤の分岐で分かれた宇宙編と地上編は以降ほとんど交わることもなく、どちらのルートも終盤になればそれなりに盛り上がるのですが、隠し的な真の最終面にならないと部隊が合流しないというのも不満点。やはりスパロボは分岐はあっても、基本一本で長大なシナリオであってほしいと思うのです。

後のαシリーズの重要な位置を占めるSRXチームやバルマーの登場という重要要素はあるものの、処理の遅さとシナリオ構成から、どうしても不満の残る作品になってしまいました。そのあたりが改善されればリアル等身の着眼点は面白いとは思いますが、昨今のスパロボは武器の演出によってはすでにリアルになったりするので、今更続編が作られることもなさそうです。

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