スーパーロボット大戦EX レビュー

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オリジナル機体は好きなのだけれど

機種 スーパーファミコン
ジャンル シミュレーションRPG
発売元 バンプレスト
発売日 1994年3月25日
評点   (5点)

「第3次」の次は安易に「第4次」とは行かず、外伝的な本作が挟まります。
これまでに登場したオリジナル機体、サイバスター、ヴァルシオーネ、グランゾンを主人公とした各章を用意し、舞台もオリジナルの地底世界「ラ・ギアス」へ。御三家などの版権ロボットはゲスト的な扱いとなって、この地底世界の紛争に参戦します。

システム面ではまず何より武器の改造ができるようになり、また地味に嬉しいクイックロードが追加されました。あとこれは本作のみですが、各章のクリアデータを他の章に影響させる「ISS」というシステムもあります。

参戦作品は新たにダンバインとゴーショーグンが加わったかわり、前作のコンバトラーV・ライディーン・ダイターン3は一旦お休み。あとは舞台設定のため、オリジナルの機体・キャラクターがわんさかと登場します。

個人的に、オリジナルの機体はスタイリッシュで、サイバスターもグランゾンも「第2次」で登場した頃から大好きです。なのでオリジナルの設定が中心になったとしても、そこには何の抵抗もないはず。

なのに本作、ちょっと自分にはダメだったんですよねぇ…。

原因はまず主人公が各章で分けられたことにより、体感的なボリュームが物足りないということが挙げられます。メインとなるマサキの章とリューネの章で、シナリオ数はそれぞれだいたい20前後。レベルも40に満たず、せっかく武器の改造ができるようになったのに、資金も満足に貯まらないまま最終面を迎えてしまいます。
「第3次」が40前後のシナリオ数で、レベルは60越え、敵も強力で高資金な機体がぼこぼこ出てきたものだから、なんというか終盤の盛り上がりがすごかったのですよ。それに比べるとやはりどこか物足りなく感じてしまうのです。

もうひとつ、やはりガンダムからこういうロボットの世界に入った自分には、「宇宙」の存在がすごく大きいということを思い知らされました。後のシリーズでも宇宙か地上かの分岐に迫られた場合、余程のフラグがない限り宇宙ルートを選択しています。その「宇宙」とはある意味正反対とも言える本作の世界観は、どこか盛り上がりが欠けて感じてしまうのでした。

シリーズの進化としてボリュームを上げる一方で、こういう趣向を変えた外伝的作品を挟むのは大切なことでしょう。後の世界観の広がりを見ても、本作の存在は重要なものだったと思います。
ただ、自分の求める「ロボット大戦観」には合わなかった。個人的にはそれに尽きる作品です。

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