シルクとコットン レビュー

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新感覚アドベンチャー

機種 ゲームボーイアドバンス
ジャンル アドベンチャー
発売元 キキ
発売日 2002年10月31日
評点   (6点)

なんとも可愛らしいGBAの新感覚アドベンチャー。小・中学生向けの作品が目立つGBAではありますが、原作のない完全オリジナルというのは珍しい部類に入るのではないでしょうか。
ただ、そのせいか知名度は恐ろしく低いようで、クリアした時点ではネット上に攻略情報はおろか、まともなレビューすら見当たりません。当然ニコニコ動画でも1件もヒットせず、画像検索をすれば衣類に埋め尽くされる始末です。
今日は名前だけでも覚えていってください。「シルクとコットン」の紹介です。

シルクとコットンはとっても仲の良い双子の姉弟。最初、プレイヤーはこの2人のうちどちらで始めるかを選びます。
2人が10歳になる誕生日、パパとママが開いてくれるパーティーまで相方と犬のレヨンで遊んでいたところ、何かを追いかけて行ったレヨンをさらに追いかけて迷子になってしまい、近くの変な果物を食べたら体が「まんまる」になってしまいます。そこで出逢ったワンジィという老犬の助言を頼りに、自分の姿を取り返すための小さな冒険が始まります。

基本的には赤いMAPポイントを巡り、総勢55体からなるクリーチャーたちと戦ったり情報を聞いたりしながら進めていくという流れ。アドベンチャーながら、戦闘頻度が高いところが新感覚。戦闘はSFC版リトルマスターのようにタイミング良くボタンを押すことで有利に運べます。勝利するとクリーチャから「ゲノム」という、要するに体のパーツをもらうことができ、装着することでパラメーターが上がったり必殺技を覚えたりします。
「クリーチャー」なんて聞くと、人によっては禍々しい異形の物体を思い浮かべるかもしれませんが、そこはこんな絵柄の作品なので、実際はやじろべえみたいなネコや一輪車に乗ったパンダなど、「ちょっとクセのある動物たち」といったところです。むしろまんまるな体に様々なゲノムを付けていく主人公のほうがよっぽど異形になり得ます。

プレイしてみた感想は、フラグ立てがやや堅牢で、かつ運の要素が強いといったところ。特に情報を集める段階では、お目当ての情報を持つクリーチャーに会えるまで、他のクリーチャーたちから関係のない情報を聞いたり戦闘をしたりということを延々と繰り返すハメになります。経験値の概念もないので、すでにゲノムを持っているクリーチャーとの戦闘はほとんどメリットがありません。腕試しならまだ断れる場合もありますが、問答無用で戦闘が始まるパターンもあるのでなかなか厄介なところです。

正直面倒くさい部分があり、また何より子供向けの内容なのだとは思いますが、大人は大人でなんだかノスタルジーを感じることのできる作品です。GBAのオリジナル作品とはいえ、ここまで知名度がないのはさすがに不当でもったいないような。いまさら話題に上がる可能性も低いとは思いますが、そのうちニコニコ動画で1件くらいはヒットすることを願います。

攻略ページ
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