SD刑事ブレイダー レビュー

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お約束RPG

機種 ファミリーコンピュータ
ジャンル RPG
発売元 タイトー
発売日 1991年8月2日
評点   (6点)

といってもRPGのお約束ではなく、ヒーローもののお約束。ヒーローものにもいろいろありますけれど、本作のは「刑事」の名があるように、「ギャバン」や「シャリバン」などの特撮刑事もの。それらのお約束エッセンスをふんだんに盛り込んだ、この時代にしてはかなり稀有な部類にはいるRPG、それが本作「SD刑事ブレイダー」です。

まず、悪の組織「ジャドー」が世界征服を目論むところから始まるというオープニングで、悪知恵の働きそうな博士や、数名の将軍というお決まりの配役も登場し、典型的な「悪の組織」としての雰囲気を演出してくれます。
対する主人公も宇宙基地「ギャラクシー」で、司令より「宇宙刑事ブレイダー」となってジャドーから地球の平和を守る命を受けるところから物語はスタート。掴み上々です。

武器がレーザーソードや重火器系なら防具もプロテクター、魔法の代わりは「ユニット」というシステムで、恐らく腕等にあるボタンを押して使うものなのでしょう。そして当然ながら「変身」。これがなくては話になりません。
そして、こういった特撮ものの大きな魅力のひとつである「謎の男」的存在。敵なの味方なの?主人公を助けてくれるみたいだけどその真意は?その正体は?本作では「サスライマン」というキャラがその立ち位置にあたり、これまたお約束的正体とともに物語を盛り上げてくれます。

こんなある意味王道的な設定を進んでいく本作ですが、難易度は割かし高めです。
基本的にお金にはそれほど困らないので、ザコ戦はそのときの最高装備で戦えることがほとんどのはずなのですが、いかんせんザコ敵の攻撃力が高く、はじめはその被ダメ量にギョッとさせられます。回復ユニットの回復量が多いのでバランス的には意外に均衡が取れてるのかもしれませんが、当時のRPGに多い驚異的なエンカウント率も含め、やはり体感的には厳しめ。それなりのお覚悟で。

ストーリーにとりわけ奇抜な点はないものの、それはあくまで上記のような特撮ヒーローものを意図的にベースにしている故であって、その着眼点自体がこの時代のRPGにしては大変奇抜なもの。下手にこの作品特有の衝撃展開が潜むよりかは、こういった特撮ヒーローもののお約束を地で貫いた展開にはかえって好感が持てるというものです。

ただ、変身の存在だけがやや意味不明でした。記憶の限りでは火事現場と海の中以外、変身のメリットは特になかったような。時間制限で能力値大幅アップとか、正体を知らない人の前では変身できないとか、変身できないまま戦わなくてはならないボス戦とか…。素人でも思いつくのだから、容量の問題と考えるのが妥当でしょうか。

あとは主題歌。ヒーローものに熱い主題歌は必須でしょう。ブゥゥレェィィダァァァ!!ぐらいは叫ばせるような熱い主題歌が、箱の裏とか説明書に載っていてもよかったのではと思います。続編ではぜひその辺を。

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