RED STONE DS ~赤き意志に導かれし者たち~ レビュー

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PC版の経験者なら

機種 ニンテンドーDS
ジャンル アクションRPG
発売元 ゲームオン
発売日 2011年5月26日
評点   (7点)

人気オンラインゲームのDS化です。
自分も本作のPCオンライン版には嵌り込んでいた時期がありまして、それだけにこのDS化には「え?」という思いとともに、恐らく「駄作」の烙印を押され黒歴史になるのだろうなんて懸念も感じつつ、でもやはり当時を懐かしむというか楽しませてもらったお礼というか、はたまた情とか義務めいたものも感じながら、なんだかんだで購入に至りました。

ざっくり言うと、PC版を大幅縮小してストーリー性を持たせた感じ。
PC版のメインクエストやデラックスユニークの名前でも登場する「カルス」や「ファーブ」といったキャラを中心に、表題の「レッドストーン」を追い求める一団として主人公に据え、PC版と似たようなアクションRPGとして展開していきます。

自分が興味があったのはほぼ一点、「ユニークアイテム」について。
PC版ではとにかく魅力的な輝きを放っていたこのユニークアイテムが、このDS版ではどうなるのか。全種登場するのか?性能は?ドロップ時の色は?デラックスユニークは?などなど。とにかくそこだけに焦点を当てて臨みました。

この点、本作はうまかったなと思うのですよ。
例えばオルクリストゼヴァーファイルといったユニークを前半の宝箱からの固定入手にし、通常のRPGでいう非売品の位置付けとして登場させました。当然の配置と言えばそうなのですけども、PC版ではもはや箸にも棒にもかからぬ存在となってしまっていたユニークが再び価値あるアイテムとして息を吹き返すのは、PC版の経験者としてはなんとも新鮮に感じるものでした。

終盤になると、固定入手できるラッククラッチグリードバーグに「魔具入手」の効果が付いていて、装着するとこのユニークアイテムがぽろぽろ落ちるようになります。これ多分バグなのかもしれませんが、終盤にこうなるのはむしろ歓迎で、ここからは「どのモンスターが何を落とすのか」及び「どのユニークがDS版に登場しているのか」という興味を満たす、ユニーク探訪の旅となりました。もちろん個々の性能はDS版仕様になっているので、新しいユニークを見つけるたび、詳細を見るのがもう楽しみで楽しみで。

作品全体として見ると正直褒められた出来になく、2周目のフリーズ、プリンセスの運、不可視の仕様、装備要求値などのバグの嵐はもはやデバッグの有無さえ疑わしくなるレベルで、致命打の一歩手前ギリギリだと思います。
また、現在と過去を合わせた総勢16名のキャラはやはり多すぎ。全員を育てる必要はないとはいえ、現在過去でまったく同じ職のキャラをそれぞれ二度レベルを上げ、二度ステータスを振り、二度スキルを習得するのはどう考えても冗長です。せめて現在過去で4名ずつに抑えるか、変身をなくして別職固定にしたほうが良かったのでは。

とはいえ、黒歴史必至の地雷だとばかり思っていた購入前の心境からすると、予想に反して十分に楽しませてもらいましたといったところです。攻撃速度Lv2の10%スカルネックレスを難なく入手したり、フォームガードが連続でドロップなんて瞬間にめぐり会うのは、PC版から考えたらもう「夢の疑似体験」のようなもの。それだけでもプレイした価値はあったかと思います。

ただ、PC版未経験者にはどのように映るのかちょっと想像できません。恐らくあまり良い結果にはならないのでは…。
といっても、プレイする人のほとんどがPC版の経験者だとは思いますが。

攻略ページ

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