モンスターメーカー レビュー

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可愛さと裏腹

機種 ゲームボーイ
ジャンル RPG
発売元 ソフエル
発売日 1990年12月22日
評点   (6点)

カードゲームを基にするMMシリーズのゲーム版第1作。
兄が持っていたのをそのまま拝借しました。初見時はこの可愛いらしい…というか当時こそこんな言葉はありませんでしたが要するに「萌え」とも取れるパッケージのイラストになんとなく小っ恥ずかしさを感じながら、それでもゲームボーイに不足がちだったRPGということで、どうにかプレイしたものです。

そう、モンスターメーカーと言えばというくらい、この「九月姫」さんの描く可愛らしいキャラクターデザインが有名です。
そんなデザインからまず過るのは「女の子向け=簡単?」というもので、一端ながらも「RPG得意」を気取っていた自分にとってそんな増長天な不安ばかりが先行していたのですけれど、いざ始めてみれば見事にこの難易度に返り討ちに遭います。

難易度が高い理由として、レベルアップが固定という点や、敵の魔法の理不尽な強さ、何よりダンジョンのいやらしい構成などが挙げられます。
このうちレベルに関しては個性というか、通常戦闘があまり意味のないものになってしまうのは悲しいものの、その分レベルアップしたときの感動も一入なので一長一短だと思います。
しかし魔法の理不尽な強さはバランスを壊しているというか、高威力+全体攻撃に加え、フリーズやサンダーは状態異常まで引き起こすので、戦闘開始早々に食らうなど場合によっては抵抗する間もなく瞬殺されます。これには何度ゲームボーイを投げそうになったことか…。

まあでもそれ以上に、やはりダンジョンの構成が一番の原因でしょう。カードゲームが基になっているだけあって、マップは最初1マス1マスがカードで伏せられた状態で始まります。落とし穴や一方通行などそれだけでもいやらしいのに、中盤以降の幾つかのダンジョンでは一度捲ったマスがまた勝手に伏せられたりしやがります。こうなると簡単なマッピングが必要で、感覚的にはウィザードリィに近いような。途中で「オープン」というアイテムを用いたイベントすり抜けの裏技を習得したというのに、それでも十分いやらしかったのですから。

初プレイは小学生でしたが、長いこと挫折と再挑戦を繰り返し、結局クリアは10年越しほどになった思います。その頃には後のシリーズ作品の幾つかもクリアしていたので余計に感慨深いというか、こんなの小学生には無理だろとか、そもそもなんでミリエーヌが主人公として選択できるんだ?など色々な想いがありました。可愛さと裏腹の作品。

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