グランストリーム伝紀 レビュー

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タイマンバトルアクションRPG

機種 プレイステーション
ジャンル アクションRPG
発売元 SCE
発売日 1997年11月6日
評点   (7点)

プレステーションのアクションRPG。発売は1997年ですが、体験版が手元にあったせいで、やたら初期の作品というイメージがあります。

世界は徐々に下がり続けている四つの浮遊大陸というジワジワと恐ろしい設定で、そのひとつ「シルフ」に住むリューンという少年が、「セプター」という便利で不思議な力を用いながら、斧を投げつけてくる少女や前髪ぱっつんの少女と共に、四つの大陸の落下を阻止しようとする物語。

プレステーションの作品らしい「フルタイムポリゴン」が特徴で、移動から戦闘からほぼポリゴンで表されています。イベントの要所では Production I.G の作成するアニメムービーが入り、そのクオリティは「原作のアニメがあったんだ?」と思わず勘違いしてしまうほど。
また、よく「イース」に似ていると言われるそうですが、大陸が浮いているのと、リューンの髪が赤いからなのでしょうか。ただメニューの効果音は確かにイース、というか「ファルコム音」ですね。

完全タイマンの戦闘はなかなかよくできていて、コツを掴むまでは結構苦戦させられます。防御体制での「待ち」が基本で、一瞬の反応速度が問われます。
しかしレベルアップがストーリーの進行によってのため経験値の概念がなく、一応ノーダメージで勝ち続ければアイテムやお金がもらえるという恩恵はあるものの、どうしても戦闘に対するモチベーションを保てません。それなのに「逃げる」がないという辛さ。このあたりの仕様はもうちょっと考えてほしかったところです。

ただ、ストーリーが思いのほか練り込まれていたのは少々意外で好印象。前述のように初期の作品と勘違いしていたため、四つの浮遊大陸の落下を止めたらそれでめでたしめでたしの「お試しポリゴン作品」的な作品だとばかり思っていましたが、そんな簡単なものではありません。ただの便利システムだと思っていたセプターや、レベルアップのタイミングにさえ意味があったと知ったときは思わず舌を巻きました。後から知ったところ、シナリオはクインテットだったんですね。なんだかすごい納得です。

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