ファイナルファンタジー4 (DS) レビュー

スポンサーリンク

クセのあるリメイク

機種 ニンテンドーDS
ジャンル RPG
発売元 スクウェア・エニックス
発売日 2007年12月20日
評点   (8点)

言うまでもなく名作FF4のDSリメイク作品。ほぼ移植プラスアルファ的なWS版やGBA版とは違い、DS版FF3と同じグラフィックエンジンを用いた、初の正規リメイクとなります。

ひとつの目玉として、イベントシーンで主要キャラが喋るようになりました。
個人的にRPGにボイスは必須でもないと思うし、ましてやこんな有名作なら下手にイメージが壊されても云々などと最初は思っていたのですが、これがなかなかどうして各々イメージに合っていて、冒頭一連のイベントですっかり引き込まれてしまいました。一部台詞の改訂はあるもののイベントシーンは総じていい感じ。サガと同じくの主張しすぎないリメイク具合は、やはりオリジナル経験者にとって小気味良く感じる絶妙な匙加減ではないかと思います。バブイルの塔のルビカンテ戦では背後にさり気なく炎の壁が立ち上っていたりしていて、ああいう演出が本当にgoodです。

そして何より…難しい!

この評判は重々に聞いていたので、序盤からレベルには幾分余裕を持って進めていたはずなのですが、それでも四天王等の大ボスは強力で、山場ごとに手に汗握ること必至、かなりの手応えを堪能できました。
しかし、さすがにゾットの塔の「れいき」「ほのお」に代表される、一部の敵の異常な強化は少々やりすぎ。フレイムドッグ3匹のバックアタックとか、もうそれだけで電源を落とてしまいたくなるくらい理不尽な瞬間でした。あれは意図的なバランスだったのでしょうか。

他、ネミングウェイが可愛らしいウサギに!…と驚いていたところ、月に行った段階でようやく月とウサギが結び付いて、もしかしてSFCの頃から実はウサギだったのか?と逆に疑問が生じました。どうなのでしょう?ターバンを巻いたおっさんだとばかり思っていましたが、よーく見ると確かに動物っぽくもあります。

総合的に想い出補正というものがあるにせよ、オリジナル経験者としては十分満足の出来と言えます。ほぼ同じ台詞と控えめな演出の強化でも、良いものはやはり良いと改めて感じることのできる一作でした。

関連リンク

スポンサーリンク
スポンサーリンク
^