ファーランドストーリー レビュー

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王道的初代作

機種 PC98
ジャンル シミュレーションRPG
発売元 TGL
発売日 1993年10月15日
評点   (6点)

自分が大金をはたいてPC98を購入するきっかけとなったシリーズの初代作。
突然兄に「やってみな」とマウスを渡され、そこに広がる超王道ファンタジックな世界は、当時でも潔さを感じるほどでした。なにしろ剣に秀でた主人公と僧侶系のヒロインに、魔法使いの親友やドワーフにエルフに有翼人、さらに謎の黒騎士まで登場する徹底ぶりに加え、とどめに主人公の素性は王子様ときた。
当時の自分にとってまだどこか無機質なイメージのあったパソコンでしたが、こんなコテコテなものもあるんだなーと、スーパーファミコンよりも数倍大きなパッケージを眺めながらまざまざと思ったものでした。

そして本作、難易度的にもまぁとにかくゆるいこと。
自分の中でシミュレーションRPGといえば真っ先に「ファイアーエムブレム」が挙がるわけですが、本作をプレイする頃にはすでに全員生存でのクリアを達成済みだったので、それに比べるとやられても普通に回復できる、魔法が無限に使える、1ターンに何度でもアイテムが使える、そもそもいつでもセーブできるなど、戦闘中の緊張感がまるで異なります。
さらにはダメージがそのまま経験値になる、ドーピングアイテムが普通に売っている、味方を再移動させるキャラが2人もいる、イワンの顔などなど、あまりのゆるさを上から目線で指摘しつつ(嫌なプレイヤーだな)、気がつけばエンディングを迎えているという感じでした。

自分がこのシリーズに本格的にハマり出すのは次作の「アーク王の遠征」からなので、この初代作に関してはそれほど思い入れはないのですが、それでもこのシリーズが後々多くの作品を生み出していくことを考えると、これはこれで清々しいほどに王道を貫いた、記念すべき初代作なのかもしれません。

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