AWAY シャッフルダンジョン レビュー

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細かいことはいいのです

機種 ニンテンドーDS
ジャンル アクションRPG
発売元 AQ インタラクティブ
発売日 2008年10月16日
評点   (7点)

シナリオに坂口博信、キャラクターデザインに大島直人、そして音楽に植松伸夫という豪華メンバーでお送りするDSのアクションRPG!…なのですが、残念がら知名度はほとんどなく、自分がクリアした時点ではニコニコ動画で1件もヒットしないという有様です。しかし、決して駄作なんぞではありません。「AWAY シャッフルダンジョン」の紹介です。

主人公のソードが暮らすウェッブ村は、この100年のあいだ「アウェイ」と呼ばれる神隠し現象が続き、これまで99人の村人が消えていた。主人公のソードとアネーラが話をしていたときにこのアウェイ現象が発生し、ソードをかばったアネーラによって、ソード以外の村人全員が消えてしまう。皆を、そしてアネーラを探すため、ソードは偶然発生したダンジョンに乗り込んでいく…といった感じのストーリー。

まず言っておきたいのが、ローグ系ではないということです。
シャッフルダンジョンというのは、ダンジョンの構成が上下の二画面で、このうちの片方が一定の条件下でシャッフルされ、それを何度か繰り返すと次の階層への階段が出現するシステムのこと。このシャッフルに巻き込まれると、ダメージ+その階の最初からやり直しというデメリットや、また村人を救出した帰り道だと村人も一緒に飛ばされてしまい、再び最下層に助けに行かなければならないといったペナルティがあります。
なので帰り道は特に慎重になるのですが、これがまたなかなかどうして巻き込まれてしまいます。シャッフルの始まる条件はダンジョンによって微妙に違うので、安全地帯でシャッフルを待っているつもりが実は思いっきりシャッフル側にいてしまったなど、思わず「なにやってんだー!」と叫んでしまうのです。この時期の作品には珍しい、DSの特性をよく活かした面白いシステムだと思います。

そんなシステムを前面に推した作品かと思いきや、実はストーリーのほうもかなりのインパクト。「神隠しの起こる小さな村」のお話だったはずが、中盤以降は予想外のスケールへと発展し、予備知識のなかった自分は大いに驚かされ、そしてエンディングではホロッとさせられました。「アネーラとのひととき」という曲の使われ方が本当に良かったです。

ただ、そのスケールゆえに大味で、細かい部分の突っ込みどころや、結局謎のまま終わってしまった部分も多いのですが、絵柄もこんなゆるーい感じなので細かいことは気にせずに、「こんなことがあって、あんなことにもなったけれど、でも最後はこうなりました」みたいにざっくりと感じたらいいんじゃないかと思います。

とにかく不当に知名度の低い作品との印象です。やりこみ要素も特になく、非常に気軽に手を出せると思うのですが、その割にはストーリーも楽しめるお得な内容だと思います。公式サイトの出来が良いので、少しでも興味の沸いた方は覗いてもらえれば。

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