基本事項 ‐ 貝獣物語

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作品概要

ナムコから発売されたファミコンのRPG作品。火の貝の勇者として異世界から召喚された少年と、貝獣島からやってきた大気・水・大地の貝の勇者である3匹の貝獣さんが、大魔王ファットバジャーを倒すために奮闘します。
パッケージが大きく、カセットのほかに主人公たちのフィギュアや全体マップに、「涙の密書」という封書が入っていて、ゲームと付属品を連動させる試みは当時にして斬新だったと思います。

基本事項

  • 「VP」はバイタルポイントの略で、要するにHPのこと
  • レベルアップ時の上昇値はレベルごとに固定
  • セーブは町中の「目覚めの部屋」で行うほか、クピクピの特技でも可能
  • 同じホテルでもサインするキャラによって価格が変わる
  • 装備品は強制装備であり、下取り形式でしか売ることができない
  • 「ばしょ」はざっくりとした座標を表し、付属のマップと照らし合わせるもの
  • 戦闘はこちらか敵のどちらかが必ず先に全員行動する
  • 敵は自分の前のキャラを優先的に攻撃する
  • 敵は攻撃対象が複数いる場合、同じキャラを連続で攻撃することはない
  • 「まもり」はほぼダメージを食らわない
  • 敵は残りVPが少なくなるとグラフィックが瀕死状態のものになり、攻撃力も若干低下する
  • 毒は1歩ごとダメージを食らうほか、攻撃力も半減し、名前も「どく」になってしまう
  • 扉は一度開ければセーブを経由しても閉じることはない
  • 溶岩は1歩14ダメージ。入ったときではなく出るときに食らう

初期配置と合流

主役の4名の貝の勇者は、それぞれ大陸の四隅にあるお城からスタートし、「パス」を用いることで切り替えて進行させることができます。まずはこの4名を合流させるのが第一目的。
合流するには隣接して「はなす」⇒「あう」とすればOKです。一度合流しても、「はなす」⇒「わかれる」とすることで再び離れることも可能です。

本作のバランス

大変厳しいです。
特に厳しいのが中盤以降の経験値の驚異的な伸びなさであり、敵がどれだけ強くなろうとも、4人での等分ではせいぜい20前後までにしか達しません。下手に強い敵と戦うよりは、楽に倒せるエリアで延々と戦うほうがまだ効率的という非常に気だるい稼ぎが求められます。

ただ、そんなバランスを考慮してかそれとも単なるミスなのか、本作のボス戦は大半が回避可能だったりします。
ボス戦は厳密には特定のマスに侵入すると出現するタイプと、シンボルが存在するタイプがあるのですが、前者は「にげる」や「エスケープ」をすることで、後者は「ラッキーベル」を用いることで、楽に回避できてしまいます。レベルが伸びない故のザコ戦の熾烈さを考慮すると、これはこれでバランスが取られているのかもしれません。

サイフを落とす敵

特定の敵構成はほぼ必ず「サイフ」をドロップし、通常よりも多めのパールが入手できます。これらの構成を把握して積極的に狙っていくのが攻略の近道になるでしょう。詳細はサイフを落とす敵をご覧ください。

悪魔の罠

主に大陸間を繋ぐ通路などでは「悪魔の罠」というミニゲームが発生します。
早い話が簡易的なシミュレーションRPGで、仲間を個別で1歩ずつ移動させ、敵とぶつかればタイマンでの戦闘となり、敵側のボスを倒せばクリアとなります。基本的に難しい要素はありません。

ただし、ラストダンジョンへ突入する際に行う悪魔の罠のみ、後半の敵が登場する上級バージョンとなっており、こちらはさすがにそこそこの難易度となっています。
また、とある条件下のみ、町から出るときに唐突にこの後半のほうの悪魔の罠に突入するバグが発生することがあります。詳細は裏技・小ネタをご覧ください。

ヤドカリ戦法

本作の難易度を下げる有名な戦法。
本作の「まもり」の鉄壁さと、敵の「同じキャラを連続で攻撃してこない」特性を活かし、最初のターンは全員で「まもり」、次のターンからは前のターンに攻撃されたキャラのみが攻撃、という行動を繰り返せば、どんなに力量差のある敵でもほぼ被害なく倒すことができます。
敵が2体の場合は2人ずつ分かれて行うことで、3体の場合は1体を2人でヤドカリ戦法、ほかの2体は残りの2人が目の前で「まもり」をすることで、実質被害を抑えることができます。4体はさすがに無理。

ただし、もちろん効率が良いはずもなく、頼って進めば進むほど戦闘が長引きます。モビービックのようなどうしても早めに倒したい敵や、非常時にのみ活用するのが望ましいでしょう。

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