キャプテン翼3 皇帝の挑戦 ‐ ボッシくんとは

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本作からフランスユースにあのボッシくんが登場したことで、当サイトの攻略でも「ボッシくんが! ボッシくんが!」と各所でしきりに騒いでおります。

が、ボッシくん自体はマイナーキャラのため、「なんなの?」と思っている方もおられることでしょう。
ここではボッシくんの原作での活躍ぶりを紹介し、「ボッシくんが必殺技まで持って登場した」ことがどれだけすごいことなのかを少しでもわかっていただけたらと思います。

ボッシくんの初登場は恐らくこちらのワンシーン。
岬くんが自分の実力を推し量るためスタジアムに忍び込んだ際、極秘で行われていたフランスJr.ユースとプロ1部リーグ「パリ・サンジェルマン」の練習試合にて。

シュートを外すボッシくん

いかがでしょう。
外れはしたもののなかなか威力のありそうなシュート? 確かにそうかもしれません。

ただ、ここで気が付いてほしいのは、キャプ翼の世界ではゴールポストがやたらと多い反面、枠を外れるシュートは実はそれほど多くないという点。出会い頭でこのような豪快な枠外シュートを披露する彼は、初登場シーンからすでに個性を放っていたと言えます。

続いて、こちらはややグレーながら、大会初日のイングランド戦。
開始時こそピエールの華麗なドリブルにフランス優勢ムードなものの、スタメンを外され激怒するナポレオンのシーンの裏で、既視感のある展開が…。

シュートを外すボルギくん

またかよ!

またこのパターンかよと思った瞬間、よーく名前を見てみると「ボッシくん」ではなく「ボルギくん」となっています。これは一体…?

詫びるボルギくん

こちらが当のボルギくん。
意気消沈しているとはいえ、髪の型や色から考えてもボッシくんである可能性は高そうです。同一人物ならばいい加減にしろという感じですし、別人だとしてもそれはそれでフランスにとっては絶望的。先の練習試合のあとカルボナーラ監督が「コマが1枚たりなくてね」と言っていましたが1枚どころではありません。
まあ、一番ありそうなのは陽一大先生が適当に名前を書いたということなのですが。

そしていよいよ準決勝の日本戦です。
ナポレオンの活躍によってここまで勝ち進んでこれたものの、ボッシくん自体はこれまで「ピエールの良質なパスを枠外シュートx2」という体たらく。そろそろまともな活躍場面が欲しいところです。

また、この試合は審判が容赦ないことでも有名です。

早田退場

開始10分で早田退場。

ノーゴール!

日向のシュートは微妙なオフサイドでノーゴール。

ノーゴール!

翼くんのオーバーヘッドは「密集地での危険なプレイ」でノーゴール。

ノーゴール!

そして、コマの構図的にもいかにもといった翼くんのシュートでさえ、前半終了の笛に阻まれてノーゴール。

このフランスの真の守護神「ミスター・ノーゴール」によって、これでもかというほどフランス有利に事が運びます。これはボッシくんといえどもゴールシーンに期待していいのでは?「枠外だけど威力があったのでゴール!」とか。

初の枠内シュート

冗談は抜きにしても、そんな日本戦なのでさすがにボッシくんにもチャンスが訪れます。
前半20分、ナポレオンがスルーしたピエールのパスを、「もうひとりのFW」と揶揄されたボッシくんが至近距離から豪快にシュート!

残念ながらこのシュートは若島津のファインセーブに阻まれ、結局ナポレオンに美味しいところを持っていかれてしまうのですが、とりあえず初めてシュートが枠内に入ったのは喜んでいいのではないでしょうか。どんなFWだよ

きめる時はきめるゥ!!

続いて後半に入って間もなく。
ナポレオンに井沢のマンツーマンマークが付いたことで、再びボッシくんにピエールから良質なパスが飛んできます。「おれだってフランス代表のFWだ! きめる時はきめるゥ!!」いらんことを喚きながらシュートを放ちますが、若島津には普通にキャッチされてしまいます。しかし今度はピエールのパスをダイレクトで枠内に入れたということで、そこには確かな成長が感じ取れます。

そして迎える後半の中頃。

ボールを落とす若島津

ナポレオンのキャノンシュートを見事止めるも、遠征中のキズのせいでボールを落としてしまう若島津!

このこぼれ球を…

ボッシくんのゴール!?

来たー!

なんとボッシくんが押し込んでゴール!
後方ではあのナポレオンまでもが「ボッシ」と頼もしそうな表情を向けています。

待ちに待ったボッシくんのゴールの瞬間です。確かにスマートなボッシくんの得点ではなく、文字通りおこぼれにあずかった形ではありますが、それでもこぼれ球を詰める嗅覚がFWにとって大事なのは、ウルグアイ戦の3点目でシュナイダーが絶賛されている通り。やはり彼もまた「ストライカー」だったのです。

ノーゴール!

と思いきや

なんと、守護神であるはずのミスター・ノーゴールが、ここでフランスに対しても牙を剥きます。
直前のナポレオンの井沢突破が反則だったとのことで、ボッシくんのこのゴールは幻に。

さらにこの判定のお陰で「あの審判はやっぱり公平だった」みたいな空気になっていくため、ミスター・ノーゴールの判定のバランスを取るための体のいいスケープゴートにされてしまった感があります。それがこれまで何度も活躍しているピエールでもナポレオンでもなく、よりによってポッシくんのゴールだとは…。哀れボッシ。

その後、試合は延長戦へと突入し、「攻めるフランス、耐える日本」という構図に。

ちょっと作画崩壊しているボッシくん

延長戦でヒートアップするボッシくんのワンカット。
微妙に作画崩壊を起こしていて、「賭博覇王伝 零」に出てきそうな顔になっています。

顔面ブロック!

前半に放ったシュートは石崎の顔面ブロックによってゴールならず。
しかし顔面ブロックに阻まれるのもストライカーの証でしょ?

ロングシュート!

後半ではゴール前のひと悶着のあと、ポッカリ空いた全日本ゴールに向かってロングシュート。
これも松山のダイビングヘッドによってクリアされてしまいますが、こぼれ球を詰める嗅覚は健在です。

気が付けば、かつての枠外シュートはどこへやら。得点こそないものの、フランス代表のFWとして普通に機能していますよね。ナポレオンの加入は彼にとって正直面白い出来事ではなかったでしょうが、そんな悔しさをバネにボッシくんも努力を重ね、それがこの試合の枠内率に結び付いているのでしょう。今回、フランスJr.ユースの中でもっとも成長したのは、もしかたらボッシくんなのかもしれません。

ラストシュート!

そんなボッシくんの下へ、この激戦を締め括るラストシュートのチャンスが巡ってきます。

キャプ翼の世界において、この終了間際にゴールネットを揺らし「どっちだ!?」という展開は様式美的に多く見られ、現にこの試合でもすでに3回も発生しています。もしかしたら枠外シュートより多いかもしれません。

いやしかし、ここでゴールなんていくらなんでも出来すぎでは…?
何を言っているんだ、人知れず努力をしてきた君には十分にその資格がある。さあ、今こそその成果を見せるときだ! ボールってのはなボッシ……、しぶとく諦めない奴の前に必ず転がってくるもんなんだよ!

お約束

ありがとうございましたー。

最後の最後で通算3度目となる豪快な枠外シュート。
なんでしょう、この「綺麗に収まった感」は。これにより、彼のフィールドプレイは「枠外シュートに始まり枠外シュートに終わる」という、下手な物語よりも起承転結の美しい構成となりました。ブラボーボッシ!

まあーこんな感じです。全日本で言えば新田のようなポジションで、要するに「冴えないFW」ですね。特にこの「無印版」のキャプテン翼において、こういう位置付けのFWが得点するパターンはほぼありません(大友中の新田は別)。

ボッシくんはその中でも人の良さそうな顔だったり、シュートを撃つ際に変なことを口走ったりと変にキャラが立っていたので、初めて読んだときから微妙に応援したい気持ちにさせられました。そんな彼がシリーズの3作目にてようやく登場し、しかも必殺技まで習得しているのだから、結構な感動になるわけですよ。皆さんもサーブルノワールにどんどん得点してもらってください。

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